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自衛隊駐屯地で135人のクラスターが発生 「そんなことが」「お大事に」と心配する声

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

2021年9月になっても終息の目途が立っていない、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)。

昨年と比べると1日の新規感染者数は激増し、全国的に医療崩壊が懸念されています。

引き続き、政府は不要不急の外出を自粛するよう呼びかけていますが、外出して不特定多数の人と接する必要のある仕事に就く人は、感染対策をするにも限度があるでしょう。

陸上自衛隊の駐屯地でクラスターが発生

同月2日、滋賀県の大津市にある大津駐屯地で、クラスターが発生したことを地元の保健所が認定しました。

産経ニュースによると、大津駐屯所では同年8月23日以降、隊員135人がコロナウイルスに感染したといいます。

感染拡大については隊員が夏季休暇中に感染し、その後、集団生活する隊舎内で広がった可能性があるとのこと。

幸い、現時点で重症者はいませんが、コロナウイルスのワクチンを接種していたのは1人だけだといいます。

災害大国である日本では、有事の際に自衛隊が救助活動を行っています。クラスターが発生すると、緊急事態の対応に支障が出る可能性もあるでしょう。

ネットからは感染した自衛隊員を心配する声や、驚く声が相次いでいます。

・自衛隊は優先的にワクチンを接種していると思ってた。ただでさえ人と会う仕事なのに。

・こういう事態が起きる可能性もあるのか…。隊員の方が早く回復しますように。

・集団生活をしてるから、感染拡大は怖いですよね。お大事に…。

ワクチン接種は義務ではありませんが、重症化を防ぐ効果が期待されているため、「自衛隊は優先的に摂取させてあげてほしかった」という意見もありました。

いつも人々の暮らしを守り、支えてくれている自衛隊。感染した隊員が後遺症なく、回復することを祈るばかりです。


[文・構成/grape編集部]

出典
産経ニュース

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