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え、今まで水だったよね!? 極寒の地でペットボトルの水を飲もうとしたら…

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:YouTube

辺り一面雪に囲まれた車内。一人の男性がペットボトルを開けて、水を飲もうとすると不思議な現象が!

一体どんなヒミツがあるのでしょうか、実際の動画をご覧ください。

水がみるみる…

男性がペットボトルの蓋を開け、口をつけるとたちまち凍り付いてしまう水。今まで液体だったのに!なんで!?

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出典:YouTube

実はこれ、過冷却という現象なんです。

過冷却とは、水が凍るはずの0度になっても凍らず、液体の状態を保つ現象。簡単に言うと氷よりも冷たい水になる状態です。

水が凍るためには

水が氷になるには、水の分子が「自由に動き回る状態」から「決まった位置に落ち着く状態」にならなければなりません。そのためには、氷の種となる微少な氷の結晶(氷核)が必要ですが、氷核ができるにはきっかけとなるわずかなエネルギーが必要になるのです。

NGK SCIENCE SITE ーより引用

しかし、水をゆっくりと均一に凍らせていくと氷になるきっかけがなく、0度になっても凍らない過冷却水が出来上がることがあります。

なので過冷却水に衝撃を加えたり、動画のように口をつけたりすると、みるみる氷になってしまうのです。

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出典:YouTube

日本でも全国的に寒い日が続きますが、やはり雪国は寒さで起こる現象もレベルが違いますね。

出典
SupercoolNGK SCIENCE SITE

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