電車内で暴れる男性に、手を差し伸べたおばあさん…その真意に心うたれる

プライバシーの問題があるから、この写真を投稿すべきかとても迷った。
でも、この美しい瞬間を多くの人に知ってほしいと思ったんだ。

そう切り出して、1枚の写真をFacebookに投稿したカナダに住むタハさん。彼は、心から「美しい」と思える素敵な光景に出会ったのです。

ある日タハさんは、バンクーバーで電車に乗っていました。すると床に座りこんだひとりの男性が、叫んだり怒ったりとまわりの乗客を怖がらせていたのです。

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タハさんを含め、周囲の人たちは男性を避けていました。無理もありません。知らない人が暴れていたら、誰だって恐怖を抱いてしまいます。

そんななか、ひとりのおばあさんが彼の隣に座り、突然手をぎゅっと握ったのです。

すると驚くことに、暴れていた男性は少しずつおとなしくなりました。さらに15分ほど手を握ると、床から立ち上がりおばあさんの隣の席に座ったのです。

「おばあちゃん、ありがとう」

そう言った男性は、電車から降りて行ったそうです。

その後タハさんは、なぜあんな行動をしたのか、おばあさんに尋ねることにしました。

おばあさんは、笑顔でこう返したのだそうです。

「あの人に、孤独を感じてほしくなかったの。私には彼と同じくらいの歳の息子が二人いるから、母のような気持ちになってしまって…。
生きるのは大変なことだもの、私たちも助け合わないとね」

この言葉に感銘を受けたタハさんは、この時撮影した写真を投稿することにしました。すると、またたく間に多くの人から反響が巻き起こったのです。

その時のことを思い出して、タハさんはこうコメントしています。

「この写真は多くの人の心に響きました。
人の優しさは本当に美しいと思います。知らない人は確かに怖いけど、お互い助け合わなければいけない。

おばあさんがやったことは、誰にでもできることじゃない。でも、他の人を思いやる勇気が僕たちには必要だ」

男性の見えない感情をくみ取り、優しさを与えたおばあさん。彼女の行動は、男性の抱えていた不安を癒してあげられたのではないでしょうか。

タハさんの言う通り、この行動は誰でも簡単にできることではありません。しかし、少しずつ『思いやる勇気』を私たちが持つことによって、誰もが助け合える世界になっていくことでしょう。

出典
Facebook

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