もう人ごとじゃない! エボラ出血熱『緊急事態宣言』が全世界へ向けて発令

毎日のように報道されているエボラ出血熱について、誰もが知ってはいるだろう。 しかし、現状の深刻さを理解している人はどれほどいるのだろう。

もはや、遠くの国の人ごとではない。世界中で力を合わせて収束に向けた支援を進めなければ、終わりがまったく見えてこない状況だ。

エボラ出血熱とは?

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ウイルスを病原体とする急性ウイルス性感染症。出血熱の一つ。
ヒトにも感染し、致死率は50 - 90%と非常に高いく、人類が発見したウイルスの内で最も危険なウイルスの1つである。

AFPによるアニメーション解説

潜伏期間は通常7日程度(最短2日、最長3週間以上)
潜伏期間中は感染力はなく発病後に感染力が発現する。
発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、食欲不振などから、嘔吐、下痢、腹痛などを呈する。
進行すると口腔、歯肉、結膜、鼻腔、皮膚、消化管など全身に出血、吐血、下血がみられ、死亡する。

エボラ出血熱ウイルスに対するワクチン、ならびに、エボラ出血熱感染症に対して有効な医薬品などは確立されていない。 エボラ出血熱に感染した後に回復した元患者には抗体があり、元患者の血液や血清の投与が唯一の有効な治療法とされている。

wikipedia ーより引用

現在の西アフリカの流行について

  • 2014年2月、ギニアでザイールエボラウイルスによる流行が発生。
  • 西アフリカの3カ国、ギニア、シエラレオネ、リベリアで感染が拡大し続けている。
  • 2014年9月12日現在、死者が2400人を超えた。感染者は4784人
  • 1976年にエボラ出血熱が発見され、過去約36年間の死者は累計で約1600人。
  • 36年間の死者数をこの半年で、超えてしまっている。
  • 今の状態が年末まで続くと、西アフリカで感染者が約8万~28万人に増える恐れがある。
  • 現在の致死率からいくと、10万人以上の死者が出る恐れもある。
  • 感染拡大を防ぐため、患者の移動や物資の輸送が制限されている地域の住民などは、約130万人。
  • 西アフリカの感染地では「約100万人が(隔離などによって)孤立しているとみられる。
  • シエラレオネ、リベリア、ギニア、ナイジェリアの流行4か国でで国家非常事態宣言が発令
  • WHOは「公衆衛生上の」緊急事態宣言を全世界へ向け発令しました。

感染の恐怖と戦う医療従事スタッフ

医療スタッフの不足は深刻で、患者約50人に対して医療スタッフは約5人ほど。
現地では数十人規模で医療関係者の感染が発生している。

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隔離施設内では、気温35度の中、防護服に手袋やマスクを何枚も重ねるという過酷な環境のなか、厳しい労働条件と病気への恐怖で逃げ出す医療従事者も続出
首都モンロビアの主要病院が閉鎖され地元の医療は崩壊していた。

WHOの発表では、これまでにギニア、リベリア、ナイジェリア、シエラレオネの4か国で240人以上の医療関係者が感染し、死者は120人以上に上っているとある。これにより4か国の一部では、組織的な医療体制が崩壊、感染者数の正確な把握も困難になっているそうだ。

医療支援・食糧支援の圧倒的な資金不足

WHOはこれまで収束に向けた費用を4億3000万ドル(約440億円)と試算していたが、これを4億9000万ドル(約500億円)に修正して、世界に支援を要請している。

日本の、西アフリカにおけるエボラ出血熱関連での支援額は総額3億9490万円である。

国連世界食糧計画(WFP)のアーサリン・カズン事務局長は13日、エボラ出血熱の感染が拡大しているリベリアなど西アフリカへの緊急食料支援として、約7000万ドル(約75億円)が必要との見解を示した。

感染者が出た集落は封鎖され、周辺から隔離されてしまう。WFPは現在3カ国で14万人に食料支援を行っているが、その数は今後3カ月で130万人に増えると予想している。

隔離された集落では「作物の収穫もできないから、食料をめぐる影響はさらに大きくなる」と事務局長は警告する。流通が滞り、食料価格の高騰が始まっており「食料品の購買力がもともと低い貧困層が真っ先に犠牲になる」と支援拡充への協力を日本を含め国際社会に呼び掛けた。

国を超えた支援を

すでに、事態は国を超えている。もう一度書いておきたい。

WHOは「公衆衛生上の」緊急事態宣言を全世界へ向け発令しました。

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世界中の個人が、それぞれ支援を行なうことが最も大きな力になります。
現在、資金援助も完全に不足しているのです。

Yahoo!ネット募金
2014年西アフリカ エボラ出血熱救援金(日本赤十字社)
http://donation.yahoo.co.jp/detail/1301027/

日本赤十字社
2014年西アフリカ エボラ出血熱救援金
http://www.jrc.or.jp/contribute/help/detail_33/

出典
 

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