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世界が熱狂する日本の歌って? 海を越えて人々を魅了する秘密とは…

By - grape編集部  公開:  更新:

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海外では今、日本の『マンガ』や『アニメ』に続いて、日本の『アニソン(アニメソング)』がブームを起こしています。

国内でもアニソンがヒットチャート上位にランクインしたり、アニソンアーティストが紅白歌合戦に登場したりするなど、大きく注目されています。

では、日本の『アニソン』は、海外でどのように広がり、どのような熱狂を見せているのでしょうか?

NHKでもアニソンを特集

6月9日に放映したNHKの『SONGS』では、『アニソンSP』と題して、海外で支持されているアニソンの現状を紹介。藍井エイルさんやKalafina(カラフィナ)、LiSAさんが歌を披露しました。

海外でもほぼリアルタイム

番組では、日本のアニメがインターネットサービスを通じ、世界中でほぼ同じタイミングで楽しまれていることが、アニメやアニソンの拡大につながったと説明していました。

海外向けアニメ配信サービスを行っている会社では、台本を事前に8カ国語に翻訳し放送後すぐに配信したところ、利用者が急増。サーバーがクラッシュしたこともあったとか。

アニソン界のNewヒロインも誕生

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ニューヨークで単独ライブを成功させた、アニソン界のNewヒロイン・藍井エイルさんは番組で『IGNITE』を披露。

オンラインゲームでの物語をアニメ化した『ソードアート・オンライン Ⅱ』の主題歌で、日本でもアニソンの枠を超えて大ヒットし、彼女の存在を大きくアピールした楽曲です。

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ニューヨークのライブ会場ステージで現地ファンと共に

この曲は、エイルさん自身が作詞をしており、「強くなければ生き残れない」「強くなりたい」という、登場キャラクターの気持ちになりきって書いたそうです。

「歌を聴かずにいるなんてありえない!」
「彼女の歌声や歌い方が好きで、毎日聞いています」

作品に寄り添って生まれた曲は、彼女の歌声と共に海外のファンを魅了。アニソン界の新しいヒロインとして、世界で活躍し続けています。

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アニメの世界観とマッチした楽曲で魅了

実力派3人組ユニットKalafinaは、社会現象を起こした『魔法少女まどか☆マギカ』の楽曲『Magia』を歌い上げました。

おどろおどろしいサウンドと、ミステリアスな造語が、ダークでシリアスな世界観にマッチし、どこの国で披露してもすさまじい歓声なんだそうです。

キャラクターの気持ちを重ねて歌う

世界10カ国以上でライブを行うアニソンの伝道師・LiSAさんは、自身を一躍有名にした『Fate/Zero』の主題歌『oath sign』を披露。

『Fate/Zero』は歴史上の英霊が登場することもあり、海外では絶大な人気を誇るアニメ。LiSAはその主人公の気持ちに自分の気持ちを重ねて歌っているそうです。

さらに世界へ進撃していく日本の『アニソン』

アニメの世界や登場キャラクターの気持ちに寄り添った楽曲が、アニメ本編をさらに盛り上げ、そしてその盛り上がりは、日本を飛び越えて世界へと繋がる新しい道となっています。

今、日本の『アニソン』を求め、世界が熱狂しています。

出典
藍井エイル 『IGNITE』海外LIVE映像

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