【千代の富士】記録を止めた、引退を決意させた、そして受け継いだ男たちが語る By - grape編集部 公開:2016-08-01 更新:2018-09-26 千代の富士大相撲相撲訃報 Share Post LINE はてな コメント 提供:産経新聞社 2016年7月31日に亡くなった元横綱千代の富士こと九重親方。 小柄ながら筋肉隆々の体を武器に、多くの力士を投げ飛ばす姿、獲物を狙う鋭い視線に『ウルフ』という愛称で呼ばれ、広く愛されました。 平成3年に引退後は九重親方として角界の発展に尽くす中、病で倒れました。まだ61歳でした。 その訃報に角界を始め、多くの人達から悲しみの声が上がっています。 元小錦関(現 KONISHIKI) 大きな体の小錦関と小柄だった千代の富士関は、数々の名勝負をくりひろげた。 提供:産経新聞社 KONISHIKIさんは自身のFacebookで千代の富士関との初対戦の映像を紹介。「私たちは偉大なチャンピオンを失った」とコメントした。 元横綱 大乃国関(現 芝田山親方) 当時誰求めることの出来なかった千代の富士関の連勝記録を53で止めた。 昭和最後の一番で千代の富士の連勝を53で止めた芝田山親方(元横綱大乃国)も「こんなに早く亡くなるとは」と突然の訃報に動揺を隠せない。連勝を止めた一番については「負けっ放しで自分のプライドもあった。何とかしないとと思って臨んだ結果だった」 サンスポ.com ーより引用 元横綱 貴ノ花関(現 貴乃花親方) お父さんである初代貴ノ花関に引退を決意させた千代の富士関と平成3年に初対戦。今度は千代の富士関に引退を決意させる等、親子二代に渡り、深いつながりを持つ。 「今は厳粛に静粛に受け止めています。入門したての頃に離れた場所から横綱・千代の富士関を遠目に拝見していたのを、きのうのことのように感じます。現役時代には胸を借りて、鋼の肉体に額を恐る恐る当てたことも忘れてはいません。下積み時代に横綱から『早く上に上がってこい』と激励の言葉を賜ったことも忘れてはいません。今はご遺族に哀悼の意をささげています」 NHK news web ーより引用 元横綱 朝青龍関 個人的にも交流のあった朝青龍関はTwitterに今の気持ちを投稿。 悲しい悲しいな涙が止まらない…憧れの力士、角界の神様、横綱たちの横綱よ〜〜悲しいな— Asashoryu 第68代横綱朝青龍 (@Asashoryu) 2016年7月31日 親方よ 夏にモンゴルに来てイトウ釣る約束は?悲しいな涙— Asashoryu 第68代横綱朝青龍 (@Asashoryu) 2016年7月31日 横綱 白鵬関 「言葉になりません。早すぎる。残念としか言いようがありません」 「私も体が小さかったので、親方の相撲をビデオで見て一気に前に出る相撲を研究しました。去年の還暦の土俵入りで太刀持ちをさせてもらい、昭和の大横綱を間近で見させてもらった」 NHK news web ーより引用 提供:産経新聞社 横綱 日馬富士関 「びっくりして言葉が出ない。鳥肌が立っています。大好きな、大好きな方だった。あの方の相撲を見て勇気をもらっていた。体が小さいなら、こういう相撲を取ればいいんだと、強い気持ちにさせてくれた。よくかわいがってもらいました。還暦土俵入りで露払いをさせていただいたことが心に残っています。今でも千代の富士関のDVDは車の中で見ています」 日刊スポーツ ーより引用 元大関・千代大海(現 佐ノ山親方) 愛弟子として入門時から引退、断髪まで見守られ、現在も九重部屋を支え続ける。 「元気になってくれると信じていたので、言葉がない。きょう病院に面会に行ったが、すでに意識のない状態で、声をかけても返事はなかった。師匠は自分にとって実の父親のような存在だった。師匠からは、『頑張ってくれ』と言われていたので、言われたとおり、これから自分にできることを一生懸命頑張っていきたい」 NHK news web ーより引用 秋元梢(九重親方 次女) 現在はモデルとして活躍、優勝披露に子供と一緒に参加したのは千代の富士が最初と言われる。写真は梢さん。 提供:産経新聞社 今日、7月31日17時11分に、父が膵癌で亡くなりました。最期は苦しむ事なく、家族全員に看取られて、息を引き取りました。今まで父を応援してくれた皆様に感謝申し上げます。父の娘に生まれて、幸せです。秋元梢— 秋元梢 (@Akimoto_Kozue) 2016年7月31日 九重親方の葬儀は8月7日正午から九重部屋で行われる予定です。 出典 NHK news web/サンスポ.com/@Asashoryu/日刊スポーツ/@Akimoto_Kozue Share Post LINE はてな コメント
2016年7月31日に亡くなった元横綱千代の富士こと九重親方。
小柄ながら筋肉隆々の体を武器に、多くの力士を投げ飛ばす姿、獲物を狙う鋭い視線に『ウルフ』という愛称で呼ばれ、広く愛されました。
平成3年に引退後は九重親方として角界の発展に尽くす中、病で倒れました。まだ61歳でした。
その訃報に角界を始め、多くの人達から悲しみの声が上がっています。
元小錦関(現 KONISHIKI)
大きな体の小錦関と小柄だった千代の富士関は、数々の名勝負をくりひろげた。
提供:産経新聞社
KONISHIKIさんは自身のFacebookで千代の富士関との初対戦の映像を紹介。「私たちは偉大なチャンピオンを失った」とコメントした。
元横綱 大乃国関(現 芝田山親方)
当時誰求めることの出来なかった千代の富士関の連勝記録を53で止めた。
元横綱 貴ノ花関(現 貴乃花親方)
お父さんである初代貴ノ花関に引退を決意させた千代の富士関と平成3年に初対戦。今度は千代の富士関に引退を決意させる等、親子二代に渡り、深いつながりを持つ。
元横綱 朝青龍関
個人的にも交流のあった朝青龍関はTwitterに今の気持ちを投稿。
横綱 白鵬関
提供:産経新聞社
横綱 日馬富士関
元大関・千代大海(現 佐ノ山親方)
愛弟子として入門時から引退、断髪まで見守られ、現在も九重部屋を支え続ける。
秋元梢(九重親方 次女)
現在はモデルとして活躍、優勝披露に子供と一緒に参加したのは千代の富士が最初と言われる。写真は梢さん。
提供:産経新聞社
九重親方の葬儀は8月7日正午から九重部屋で行われる予定です。