所持金ゼロ＆ノープランで世界を旅した女性「女の一人旅って悪くないよ」 By - grape編集部 公開：2016-08-28 更新：2018-04-29 女性旅 Share Post LINE はてな コメント 出典：Instagram 所持金たったの２００ドル（約２万円）でスウェーデンからマレーシアまで一人旅をした女性、ペトリーナさん。フリーランスの脚本家をしている２９歳の彼女は、２０１５年６月にこの壮大なチャレンジの旅に出発しました。 Aaaaand I'm off! Rainbow stories when I return. A photo posted by petrinanana (@petrinanana) on Jul 20, 2015 at 3:35am PDT 『自分への挑戦』のために今回の一人旅を決意したというペトリーナさん。当初の予定では３カ月間から６カ月間くらい、持っている２００ドルで行けるところまで旅をするつもりだったのだそう。そして所持金の２００ドルは３カ月で無くなってしまいました。 しかし彼女はそこでプランを変更。『所持金ゼロ＆ノープラン』でヒッチハイクの旅を続けることにしたのです。 First time for everything. ???? A photo posted by petrinanana (@petrinanana) on Mar 12, 2015 at 3:28am PDT 「道路の脇に立って、親指を立てて、車が停まってくれたら彼らの行き先がどこであろうと私もそこへ行くわ。」 こうして始まった究極の自由な一人旅は、ペトリーナさんを世界のあらゆる場所へ連れて行ってくれたのです。 Feeling rather spoilt as my host got us a ride along the largest lake in the Balkans, and then a massive fresh cod and trout meal. I can't even remember the last time I ate fish or anything relatively fancy. Every bite was a real treat. ?? A photo posted by petrinanana (@petrinanana) on Sep 29, 2015 at 3:37am PDT Bosnian village houses. A photo posted by petrinanana (@petrinanana) on Oct 4, 2015 at 9:11am PDT Kaki. A photo posted by petrinanana (@petrinanana) on Oct 21, 2015 at 12:06pm PDT Heat > Cold any dayyy! A photo posted by petrinanana (@petrinanana) on Mar 28, 2016 at 10:39pm PDT Freedom epitomized. A photo posted by petrinanana (@petrinanana) on Sep 8, 2014 at 12:38am PDT 無一文の旅の食事については「ゴミ箱の中から食べられるものを探したり、レストランの周りで人の食べ残しをもらったり、スーパーマーケットで古くなった果物などをもらったりするつもりでいた。」というペトリーナさん。泊まるところは、テントを張ったり、偶然知り合った人に泊めてもらったりしたそうです。 Because I seem to enjoy taking things one step further every time, I have moved on from minimal planning to no planning. Camped in someone's garden last night in Niksic, Montenegro. Very thankful for all the bread and drinks they gifted me with. Woke up, decided to hitchhike to Bosnia. I just crossed the border. But no idea where I'm gonna stay or anything. Ha ha. My main worry is the cold. A photo posted by petrinanana (@petrinanana) on Oct 1, 2015 at 4:47am PDT Weekends of no sleep, silly dancing, insightful conversations and enigmatic connections with these beautiful souls. A photo posted by petrinanana (@petrinanana) on Jan 25, 2016 at 1:26am PST この旅でペトリーナさんが最も怖かったという体験が、イランからパキスタンへ入るために訪れた国境でのこと。 ここは旅行者が誘拐されるといった事件が多発する危険な地域だったため、彼女が一人で国境を渡ることが許されなかったのです。そしてペトリーナさんは警察の車に乗せられ、武装した兵士たちに付き添われてようやく国境を通過することができました。 Made. A photo posted by petrinanana (@petrinanana) on Apr 11, 2016 at 12:43am PDT ペトリーナさんのInstagramには旅の思い出を写した写真がたくさん載せられていますが、何よりも目を引くのが彼女が世界中で出会った人々。屈託のない笑顔で誰とでも仲良くなれるペトリーナさんのそばには、数えきれないほど多くの人たちの笑顔がありました。 Philly's Cheese Steak. Surpassed any expectation I had for this renown hoagie. I will never eat it again once I leave Philadelphia cause it will never be as good. A photo posted by petrinanana (@petrinanana) on Aug 7, 2014 at 6:57am PDT We've only made it a quarter of our journey for our first destination. Got picked up by a Swedish dude who used to hitchhike around Europe and America. (He left home at 24 and travelled for the next 20 years. What?!) But now we're stuck in some town. No cars want to stop for us, it's getting late and windy and freezing and then it started to rain a little. ?? Not entirely sure what's happening next. Might attempt to flag more cars down, or just search for a camping spot before trying again tomorrow. Send us the right people, Universe! ???? #travellingwithoutmoney A photo posted by petrinanana (@petrinanana) on Jun 14, 2015 at 11:03am PDT Love! Love! Love! Love! Real strong feminist anarchists whom I admire so very much. A photo posted by petrinanana (@petrinanana) on Jun 26, 2015 at 6:31pm PDT Shortly after this was taken, we got stopped by the police at the Croatian/Slovenian border and threatened with a blood test + dogs to sniff through the camper. Well, I didn't get threatened, but the other 2 did. I blame it on the dreadlocks. Ha ha. Hippies attract attention. The police started with, "I am assuming you came from the PsyTrance festival in Slunj and because of that we will have to search you for drugs." We were clean, so we didn't really care. And knew that it was scare tactics to get bribes anyway. After making us wait for half an hour, they came back and said the doctor wasn't available to take our blood, so we could go. But whatever. By tonight I'm going to be at the Italian Rainbow Gathering and it will be OOOGHHH! The language, the food, the people… ?????? A photo posted by petrinanana (@petrinanana) on Aug 28, 2015 at 2:42am PDT Ciao. Hiii. You came back. We didn't get to do Austin, but now we got Rome. And a car playing cheesy pop music stops right outside the window now? What timing. Well, moments with you have always been movie-like. A photo posted by petrinanana (@petrinanana) on Sep 10, 2015 at 3:49am PDT Bulgarian women are enchantingly pretty. I have to consciously stop myself from staring. ?? A photo posted by petrinanana (@petrinanana) on Nov 8, 2015 at 2:08am PST ペトリーナさんの旅はスウェーデンから始まり、デンマーク、ドイツ、ポーランドなどヨーロッパを通過。そこからバルト諸国を横断して、アルバニア、コソボ、ブルガリア、そしてトルコへ。トルコからはイラン、パキスタン、インド、タイを廻り最後に彼女の母国マレーシアへ無事に帰ったということです。立ち寄った国は２２カ国、１３カ月間の長旅となりました。人生初のヒッチハイク、しかも途中から無一文という旅をやりきったペトリーナさんはこう振り返ります。 「初めはとんでもなく過酷な旅になるんじゃないかと予想していたんです。でも振り返ってみると、そんなに辛い旅じゃなかった。もちろん旅の途中には何度も、私なんでこんなことしてるんだろう、こんな試練を自分に与えているんだろうって思うことがありました。 でもこの旅で学んだ一番大きなことは、世界や自分が知らないことはあなたが思っているほど怖くないってこと。人々は信じられないくらい親切で、喜んで私を助けてくれた。 だから今では、もし言葉も話せない見知らぬ国で一文無しで迷子になってもきっと大丈夫って思えるんです。」 Drove 5 hours to Arizona. Enjoyed the rocks for 2 hours. Drove 5 hours back to Vegas. Quite mental. A photo posted by petrinanana (@petrinanana) on Jul 21, 2014 at 12:16am PDT 自らの体験を通してペトリーナさんは、女性たちにぜひ一人旅をしてみてほしい、と勧めています。一人旅はちょっと…と思う女性も多いかもしれませんが、一人だからこそ体験できる見知らぬ人々との触れ合いやたくさんの感動に出会うために、一生に一度は挑戦してみるのもいいかもしれませんね。 出典 petrinanana／Petrina Thong Share Post LINE はてな コメント
所持金たったの２００ドル（約２万円）でスウェーデンからマレーシアまで一人旅をした女性、ペトリーナさん。フリーランスの脚本家をしている２９歳の彼女は、２０１５年６月にこの壮大なチャレンジの旅に出発しました。
『自分への挑戦』のために今回の一人旅を決意したというペトリーナさん。当初の予定では３カ月間から６カ月間くらい、持っている２００ドルで行けるところまで旅をするつもりだったのだそう。そして所持金の２００ドルは３カ月で無くなってしまいました。
しかし彼女はそこでプランを変更。『所持金ゼロ＆ノープラン』でヒッチハイクの旅を続けることにしたのです。
「道路の脇に立って、親指を立てて、車が停まってくれたら彼らの行き先がどこであろうと私もそこへ行くわ。」
こうして始まった究極の自由な一人旅は、ペトリーナさんを世界のあらゆる場所へ連れて行ってくれたのです。
無一文の旅の食事については「ゴミ箱の中から食べられるものを探したり、レストランの周りで人の食べ残しをもらったり、スーパーマーケットで古くなった果物などをもらったりするつもりでいた。」というペトリーナさん。泊まるところは、テントを張ったり、偶然知り合った人に泊めてもらったりしたそうです。
この旅でペトリーナさんが最も怖かったという体験が、イランからパキスタンへ入るために訪れた国境でのこと。
ここは旅行者が誘拐されるといった事件が多発する危険な地域だったため、彼女が一人で国境を渡ることが許されなかったのです。そしてペトリーナさんは警察の車に乗せられ、武装した兵士たちに付き添われてようやく国境を通過することができました。
ペトリーナさんのInstagramには旅の思い出を写した写真がたくさん載せられていますが、何よりも目を引くのが彼女が世界中で出会った人々。屈託のない笑顔で誰とでも仲良くなれるペトリーナさんのそばには、数えきれないほど多くの人たちの笑顔がありました。
ペトリーナさんの旅はスウェーデンから始まり、デンマーク、ドイツ、ポーランドなどヨーロッパを通過。そこからバルト諸国を横断して、アルバニア、コソボ、ブルガリア、そしてトルコへ。トルコからはイラン、パキスタン、インド、タイを廻り最後に彼女の母国マレーシアへ無事に帰ったということです。
立ち寄った国は２２カ国、１３カ月間の長旅となりました。人生初のヒッチハイク、しかも途中から無一文という旅をやりきったペトリーナさんはこう振り返ります。
「初めはとんでもなく過酷な旅になるんじゃないかと予想していたんです。でも振り返ってみると、そんなに辛い旅じゃなかった。もちろん旅の途中には何度も、私なんでこんなことしてるんだろう、こんな試練を自分に与えているんだろうって思うことがありました。
でもこの旅で学んだ一番大きなことは、世界や自分が知らないことはあなたが思っているほど怖くないってこと。人々は信じられないくらい親切で、喜んで私を助けてくれた。
だから今では、もし言葉も話せない見知らぬ国で一文無しで迷子になってもきっと大丈夫って思えるんです。」
自らの体験を通してペトリーナさんは、女性たちにぜひ一人旅をしてみてほしい、と勧めています。一人旅はちょっと…と思う女性も多いかもしれませんが、一人だからこそ体験できる見知らぬ人々との触れ合いやたくさんの感動に出会うために、一生に一度は挑戦してみるのもいいかもしれませんね。