grape [グレイプ] trend

日本ハムを優勝に導いた原動力は栗山監督への感謝だった 選手が語った信じる心とは

By - grape編集部  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

提供:産経新聞社

日本ハムファイターズが2016年、パリーグのペナントレースを最大11,5ゲーム差をひっくり返しての大逆転優勝を果たしました。

二刀流の大谷選手、本塁打王のレアード選手、4番で打点王の中田選手など印象的な選手が多いが、今回はその選手たちを統率した栗山監督と選手たちの信頼関係を掘り下げてみました。

優勝後の独占手記で、中田選手は

『6月27日の西武戦で7回に代打を出された。腰痛もあったけど、あれは単純に実力がなかったから。むしろ「なんで試合に出ているんや」と。「もうどうでもええわ」って思っている自分もいた。完全にキレていたんだろうね』

『いつ、どのタイミングで「2軍へ行かせてください」と言おうかをずっと考えていた。毎日、嫌々メンバー発表を見て「今日も出るのか…」と。帰りの車の中で「事故ったら明日から試合に出なくていいかな」とまで考えた。どん底だったんじゃない。そこがオレの弱いところでもあるんだけど… 』

スポーツ報知 ーより引用

まだまだ若い中田選手が成績の不調で不貞腐れてしまい、チームもどん底。その時の監督のフォローが素晴らしかったのです。その言葉が

「もう一回頑張ろう。翔で勝負してダメだったら納得できる。一からやろう」

という言葉。2012年からずっと4番を任せてきた中田選手には目が覚めるような言葉だったのでしょう。

そこから打ちに打ちまくり終わってみれば110打点を稼ぎ、見事打点王を手にした中田選手。栗山監督との深い信頼関係があってこその打点王です。

hand_1610_sp02_01

札幌ドーム

さらに、本塁打王を獲得したレアード選手は優勝後のインタビューで、

「コーチ、チームメート、球団関係者、ファンの皆様はもちろんですが、個人的に一番お礼を言いたいのは、栗山監督です」

「来日1年目。絶不調の私を信じて使い続けてくれたことは、生涯忘れません。言葉では表せないほどに、感謝しています」

「今の自分があるのは、栗山監督のおかげです。今年もう一度監督を胴上げしたいので、絶対に日本一になります」

日刊スポーツ ーより引用

と話していました。

来日一年目の昨季、レアード選手は前半戦の打率が1割8分6厘とリーグ最下位に低迷していまいした。

そんな時に栗山監督はレアード選手を監督室に呼び

「このチームの三塁手は君だ。日本に呼ぶ時に映像を見て実力は分かっている。信じているから毎日試合に出てもらう」

という言葉をかけたというのです。

試合に出続けたレアード選手は終わってみれば2割3分1厘34本塁打97打点と持ち直しチームをけん引しました。

hand_1610_sp02_02

※画像はイメージです

外国人選手にも好かれる栗山監督、選手一人ひとりに心に響く言葉をかけてたくさんの信頼を得ています。

今季の大逆転劇を「北の国から2016伝説(誰もあきらめなかった)」と命名した栗山監督。

伝説は、4年前に逃した日本一を取って初めて完結します!クライマックスシリーズも日本ハムファイターズから目が離せません!

<2016年10月14日>

出典
スポーツ報知日刊スポーツ

Share Post LINE はてな コメント

page
top