妻が夫に贈った感動のサプライズ！年を重ねたからこそ気づく、本当に大切なこと

ふと、そんな想いに駆られ、一人で山に登ることにした。

昔は体力もあって、多少の無理だって難なくこなすことができた。それが今はどうだ、仕事では残業ばかり、休日だってゆっくりと休んでいたら、あっという間に終わってしまう。

たぶん、今の自分にも何かができるんだ！という、自信や達成感が欲しかったのかもしれない。

そんな私が山の頂上で見つけたのは、何よりも大切なものだったんだ。

あの頃になくて、今はあるもの

何十年ぶりかに山を登ることを決意した男性。

学生時代にやっていた、ワンダーフォーゲル（野外活動）を思い出し、奥さんに「何考えているの」と言われながらも一人、山に登ることを決意します。

想像以上にきつい登山に、何度も諦めそうになりながら重い足を引きずっていると、学生時代の自分の幻が軽々と横を通り抜けていきます。

今の男性にとって、それは取り戻すことのできない時間を突き付けられているかのようです。しかし、月日の流れは、悪いことばかりではありませんでした。

昔よりも格段に良くなった登山道具。地図を見ながらルートを検討していたあの頃も、今では高精度ナビゲーションを備えた『WristableGPS for Trek』で、長時間歩きながら、あとどれくらい登れば良いのかわかるので、自分の体力にあわせて登山ができます。

ないものをねだるよりも、今は自分のペースで進むことが大切。

そのことに気づいた男性に、ふと差し出されたのは学生時代の先輩の手。これは、幻じゃないのか？そう思いながら伸ばした手を掴むと…。

そこには、学生時代に苦楽を共にし山頂を目指していた、現在の仲間の姿が！

いつもと様子の違う夫を心配し、同じワンダーフォーゲル部だった奥さんが、内緒で声をかけていたのです。

最高の仲間たちと一緒に、上り詰めた頂上。

年齢を重ねた自分に焦りを感じていた男性も、「一人で無理をすることがすべてではない」と気づいたようです。

その時々で自分にあったことをする、心を通わした仲間に頼る。

今、周りにあるものをもう一度見直してみてください。もしかしたら、あなたにとって本当に大切な『何か』が見つかるかもしれません。