国王の喪章を成田で探すタイ人 店員の素敵な行動が、新聞やニュースで絶賛!

出典:Facebook

2016年10月13日に報じられた、タイ王国のラーマ9世(プミポン・アドゥンラヤデート国王)の崩御。

70年という長きにわたる在位期間タイを守り続け、国民への愛を持って騒乱も沈静化させたラーマ9世…。そんな国王の旅立ちに、多くのタイ国民が泣き崩れました。

日本時間19時、とあるタイ人の男性はラーマ9世の崩御を成田空港で耳にしました。

国王の喪章を成田で探した、タイ人パイロット

タイ王国のバンコクに住む、パット・パナチェットさん。

パイロットである彼は日本行きの便に搭乗していたため、10月13日は成田空港にいました。

そんな時、同乗していた仕事仲間たちの耳に信じられない情報が入ってきました。

「ラーマ9世が、崩御された…」

敬愛する国王の崩御に、パットさんを含めた仲間全員が大きなショックを受けます。

隠しきれない動揺を見せつつも、一度正式な情報が国から入るまで解散することになりました。仕事があるため、急いで国に戻るわけにはいかないのです。

次の日、喪章を用意せよという連絡が

国王が崩御した件について、会社から「職員は復路では喪章をつけて搭乗するように」というメールが来ます。そこで、職員たちは喪章を探すことになりました。

しかし、周囲のショッピングモールをまわるも、喪章を取り扱っている店はありません。パットさんは、文房具や手芸用品を扱っている小さなお店に入りました。

「すみません、喪章は扱っていますか?」

店内にいたのは、2人の年配女性。英語が通じなかったため、喪章の写真を見せて伝えたそうです。

しかし、やはり喪章は置いておらず…。パットさんは自分で喪章を作ろうと思い、1mほどの黒い布を買うことにします。

しかし言葉が通じないため、店員2人は戸惑う表情を見せるばかり。そこでパットさんは、国王の写真を見せました。

すると、店員の女性2人は写真を見て号泣!きっと写真を見た瞬間、行動の意図を察したのでしょう。

「ソーリー!ソーリー!」

大粒の涙を流しながら、英語で何十回も謝罪の言葉を述べた店員2人。事情を知ると、急ぎ黒い布を用意してくれたそうです。

日本がタイと同じ世襲君主制なのは、理由があるのだと思う。
きっと、敬愛する方を大切に想う気持ちは、私たちと同じなのだ。

Facebook ーより和訳

そんな言葉とともに、パットさんはその日の出来事を自身のFacebookに投稿しました。そして、日本で発行されている多くの新聞が、国王の崩御を報じていることも…。

すると、タイに住む国民をはじめとした多くの人から称賛のコメントが!店員2人の行動は称賛され、「涙が止まらない」といったメッセージが寄せられました。

このエピソードは現在、タイの新聞やニュースサイト、テレビなどで次々と取り上げられています。

タイ国民の悲しみを感じ取り、自らも涙を流して哀悼の意を捧げた店員2人…。彼女たちの心優しい行動を、日本人として誇りに思います。

出典
Pat Phannachet

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