15歳になったはるかぜちゃんの思い「いじめられてる側にも原因がある」と言う人へ By - grape編集部 公開:2016-10-19 更新:2016-10-19 いじめ春名風花 Share Post LINE はてな コメント ※ 画像はイメージです。 タレント、声優として活躍するはるかぜちゃんこと春名風花さん、15歳。 0歳から芸能界で活躍する春名さんは幼いころからインターネットやテレビを通じて、世の中の理不尽なことやいじめ問題に対し積極的に自分の意見を発信してきました。 その結果『子どもなのにしっかりとした考えを持っている子』として評価される一方、『生意気な子ども』として激しいバッシングを受けた過去を持っています。 映画「みつばちマーヤの大冒険」DVD発売がきまりました!!!初の主演作なので、とっても嬉しいです😍💕全国のこどもたちにみてもらいたいな🍃🌸🐝🌸🍃からあげくんこってり味はあっさりしていました pic.twitter.com/OdEjbXRpRy— はるかぜちゃん (@harukazechan) 2016年9月29日 そんな彼女が先日部屋を片付けていると、『いじめはいじめられる方にも原因があるのか』というテーマで議論した際に使われた台本が出てきたそうです。 当時のことを思い出した春名さん。その時『原因がある』と語っていた人に対し、今思うことをTwitte上に投稿しました。 おはようございます!部屋を片付けたらバイキングの進行台本がでてきましたこのとき番組内で「いじめられる方にも原因がある」って議題があったんだけど「原因がある」と言ってた人たちに聞いてもらいたい話があるので、ちょっとだけ書きます pic.twitter.com/CJpDYVgMpF— はるかぜちゃん (@harukazechan) 2016年10月18日 いじめられる側に原因があるか聞かれたら完璧な人間はいないのである、と答えざるをえませんけれどそれは、いじめる側が原因を相手の中に「見つけた」だけのことだと思いますまずいじめる側に、誰かをいじめたいという目的(結果)があってその目的に向かって、原因を探し出されたのです— はるかぜちゃん (@harukazechan) 2016年10月18日 ①少し自分語りをしますぼくが小学校のときに声優を目指していると言ったらある人が「テレビのバラエティにしか出ていないくせに」「声優学校にも行っていないくせに」と言って、ぼくのことを笑いました— はるかぜちゃん (@harukazechan) 2016年10月18日 ②そのあと、ぼくは声優学校に通える年齢になったので声優のレッスンに通いはじめましたするとその人は「いくら声優のレッスンだけ受けても、テレビに出ているやつなんかダメだ。本気で声優になりたい人は真剣に舞台で芝居をやっているんだ」と言って、ぼくのことを笑いました— はるかぜちゃん (@harukazechan) 2016年10月18日 ③そのあと、ぼくは偶然にも舞台と出会い、すっかり舞台の面白さにハマり、いま舞台のお仕事をしているのですが、その人は「あいつは落ちぶれてテレビにも出してもらえなくなって、小劇場にしか出られなくなったから、声優になんかなれない。」と言って、やっぱりぼくのことを笑っています(笑)— はるかぜちゃん (@harukazechan) 2016年10月18日 ④何が言いたいかというと、いじめられる側からいくら「いじめる人に言われる原因」を取り去ったとしてもその人の中にある、他人をいじめたいという「結果」が変わらない限り人は、永遠にいじめられ続けるのです— はるかぜちゃん (@harukazechan) 2016年10月18日 いま、誰かにいじめられていて「自分にも原因があるから仕方ない」とか、「悪いところをなおせばいじめられなくなるかも知れない」とか考えて苦しんでいる人がいたらぼくの①から④までの話を何度か繰り返し読んで、③のところで思い切り吹き出してみてください。— はるかぜちゃん (@harukazechan) 2016年10月18日 これを読めば、変わる必要があるのはいじめられる側ではなく、いじめる側であるということ。そして、いちいち人の意見に振り回され、他人の望む自分になることのバカバカしさが分かるでしょう。— はるかぜちゃん (@harukazechan) 2016年10月18日 今の自分を変えたいと思う、それはとても素敵なことだよ誰だって今日より明日の自分がかっこよくなった方が嬉しい…でもそれは自分自身のためにやってください!「いじめられない自分」ではなく、「自分がなりたい自分」を目指してその姿に少しでも近づけるよう、頑張ろうね(*´ω`*)— はるかぜちゃん (@harukazechan) 2016年10月18日 いじめられる側に原因があるのはいじめる側に「いじめをしたい」という結果があるからです。原因があって結果があるのではなく結果があって原因がある。いじめる人が変わらなければ、いじめられる人がいくら努力してもいじめが無くなることはありません。自分の人生を生きてください。— はるかぜちゃん (@harukazechan) 2016年10月18日 その後、春名さんの投稿を読んだ方から、 「たとえいじめられる側に『原因』があってたとしても、正当化されないし、いじめた側を許す理由にはならないですよね」 と尋ねられた春名さん。それに対し、 もちろんそうですよー! と答えられていました。 つらく苦しい時代があったからこその春名さんの言葉。 春名さんと同世代の子どもたちだけではなく、多くの大人たちの胸にも届いたのではないでしょうか? もうすぐ16歳たのしみおやすみなさーい💙💚💛💜❤ pic.twitter.com/VnKxN8ZzLE— はるかぜちゃん (@harukazechan) 2016年10月12日 出典 @harukazechan Share Post LINE はてな コメント
タレント、声優として活躍するはるかぜちゃんこと春名風花さん、15歳。
0歳から芸能界で活躍する春名さんは幼いころからインターネットやテレビを通じて、世の中の理不尽なことやいじめ問題に対し積極的に自分の意見を発信してきました。
その結果『子どもなのにしっかりとした考えを持っている子』として評価される一方、『生意気な子ども』として激しいバッシングを受けた過去を持っています。
そんな彼女が先日部屋を片付けていると、『いじめはいじめられる方にも原因があるのか』というテーマで議論した際に使われた台本が出てきたそうです。
当時のことを思い出した春名さん。その時『原因がある』と語っていた人に対し、今思うことをTwitte上に投稿しました。
その後、春名さんの投稿を読んだ方から、
「たとえいじめられる側に『原因』があってたとしても、正当化されないし、いじめた側を許す理由にはならないですよね」
と尋ねられた春名さん。それに対し、
もちろんそうですよー!
と答えられていました。
つらく苦しい時代があったからこその春名さんの言葉。
春名さんと同世代の子どもたちだけではなく、多くの大人たちの胸にも届いたのではないでしょうか?