駐車場になぜか戦車が!?お兄さん「あれ70年も違法駐車してるんだ」 By - grape編集部 公開:2016-10-28 更新:2018-05-19 フィンランド博物館車駐車 Share Post LINE はてな コメント 出典:@Asena0330 2017年からフィンランドに引っ越すため、準備や勉強も兼ねてフィンランドに訪れていたルパンさん(@Asena0330)。 ある日、ヘルシンキ市内を散歩していると、思わず目を疑ってしまう光景が目に入りました。 フィンランドの街中に、なぜか戦車が!?その理由は… ルパンさんの目に入ってきたのは、一般車が立ち並ぶ普通の駐車場。しかし、その中には異様なオーラを放つ車体があったのです。 出典:@Asena0330 ……戦車??? その異様な光景を、じっと見ていたルパンさん。そんな彼に、知らない男性が声をかけてきました。 お兄さん「ヘイ!どうしたの?」 ルパンさん「戦車が駐車してるので気になってました」 一見普通の駐車場に戦車が停まっている理由を聞いてみると、返ってきた言葉は…!? お兄さん 「ああ、あれね!世界大戦の頃から違法駐車してるんだよ。もう70年は停まってるんだ」 …違法駐車………?? 男性の言葉を聞いたルパンさんは、近くに停まっているソビエト連邦の戦車を指差します。 ルパンさん「あのソ連戦車もですか?」 出典:@Asena0330 お兄さん「そうなんだよ!ドイツ人もロシア人も困ったもんだ!」 出典:@Asena0330 ルパンさん「あの対戦車砲も?」 お兄さん「もちろん!」 フィンランドでの散歩途中僕「何で駐車場に戦車が」お兄さん「ヘイ!どうしたの?」僕「戦車が駐車してて気になってました」お兄さん「世界大戦のころから違法駐車してるんだよ」僕「違法駐車」お兄さん「もう70年は止まってるんだ」 pic.twitter.com/9z2zkDahi3— ルパン@石油王はじめました (@Asena0330) 2016年8月22日 しかし、なんだかものすごく楽しそうな男性にちょっぴり違和感。ルパンさんが「な~んか変だなぁ」と思っていると…。 お兄さん「ごめんね、ジョークだよ(笑)」 やっぱりー!! 違法駐車というのは、お兄さんのジョーク。実はここ、元々は博物館があった場所なのだとか!移転のため、少しの間駐車場に停めていたのかもしれませんね。 フィンランドには戦車博物館もある! フィンランドのパロラには、『パロラ戦車博物館』という場所があります。1961年に開館して以来、退役軍人が中心となって運営しています。 中には稀少価値の高い車体も展示しているため、国外からも多くの観光客が訪れるのだとか! 出典:@Asena0330 ちなみに、駐車場に停まっていた車体とこちらの車体に描かれているのはハーケンクロイツではなく、フィンランドで幸運の意味を持つ『ハカリスティ』と言うもの。そっくりですが、別物なんですよ。 出典:@Asena0330 こちらは、フィンランドが第二次世界大戦の時に開発した突撃砲『BT-42』。なんと、この戦車を展示しているのは、世界でこの博物館だけなのです。 出典:@Asena0330 しかし、多くの戦車を管理するのはとても大変なもの…。運営もボランティアで行われているため、展示品の管理資金が苦しいようです。 特に野外に展示している戦車は劣化が早く、保護シェルター建設が必要な状況に。そこで博物館は2016年10月いっぱいまで、クラウドファンディングで建設費用を募っています。 出典:@Asena0330 貴重な車体がこんなにもキレイに保存されているだなんて、ボランティアの方々がこまめに管理してきた証ですね! この博物館は観光客だけではなく、地元の住人たちからも愛され続けている場所。今後も、さらにたくさんの人が訪れる場所になりそうです。 出典 パロラ戦車博物館 戦車の保護を - sanmagumo doujin circle/@Asena0330 Share Post LINE はてな コメント
2017年からフィンランドに引っ越すため、準備や勉強も兼ねてフィンランドに訪れていたルパンさん(@Asena0330)。
ある日、ヘルシンキ市内を散歩していると、思わず目を疑ってしまう光景が目に入りました。
フィンランドの街中に、なぜか戦車が!?その理由は…
ルパンさんの目に入ってきたのは、一般車が立ち並ぶ普通の駐車場。しかし、その中には異様なオーラを放つ車体があったのです。
出典:@Asena0330
……戦車???
その異様な光景を、じっと見ていたルパンさん。そんな彼に、知らない男性が声をかけてきました。
お兄さん「ヘイ!どうしたの?」
ルパンさん「戦車が駐車してるので気になってました」
一見普通の駐車場に戦車が停まっている理由を聞いてみると、返ってきた言葉は…!?
お兄さん
「ああ、あれね!世界大戦の頃から違法駐車してるんだよ。もう70年は停まってるんだ」
…違法駐車………??
男性の言葉を聞いたルパンさんは、近くに停まっているソビエト連邦の戦車を指差します。
ルパンさん「あのソ連戦車もですか?」
出典:@Asena0330
お兄さん「そうなんだよ!ドイツ人もロシア人も困ったもんだ!」
出典:@Asena0330
ルパンさん「あの対戦車砲も?」
お兄さん「もちろん!」
しかし、なんだかものすごく楽しそうな男性にちょっぴり違和感。ルパンさんが「な~んか変だなぁ」と思っていると…。
お兄さん「ごめんね、ジョークだよ(笑)」
やっぱりー!!
違法駐車というのは、お兄さんのジョーク。実はここ、元々は博物館があった場所なのだとか!移転のため、少しの間駐車場に停めていたのかもしれませんね。
フィンランドには戦車博物館もある!
フィンランドのパロラには、『パロラ戦車博物館』という場所があります。1961年に開館して以来、退役軍人が中心となって運営しています。
中には稀少価値の高い車体も展示しているため、国外からも多くの観光客が訪れるのだとか!
出典:@Asena0330
ちなみに、駐車場に停まっていた車体とこちらの車体に描かれているのはハーケンクロイツではなく、フィンランドで幸運の意味を持つ『ハカリスティ』と言うもの。そっくりですが、別物なんですよ。
出典:@Asena0330
こちらは、フィンランドが第二次世界大戦の時に開発した突撃砲『BT-42』。なんと、この戦車を展示しているのは、世界でこの博物館だけなのです。
出典:@Asena0330
しかし、多くの戦車を管理するのはとても大変なもの…。運営もボランティアで行われているため、展示品の管理資金が苦しいようです。
特に野外に展示している戦車は劣化が早く、保護シェルター建設が必要な状況に。そこで博物館は2016年10月いっぱいまで、クラウドファンディングで建設費用を募っています。
出典:@Asena0330
貴重な車体がこんなにもキレイに保存されているだなんて、ボランティアの方々がこまめに管理してきた証ですね!
この博物館は観光客だけではなく、地元の住人たちからも愛され続けている場所。今後も、さらにたくさんの人が訪れる場所になりそうです。