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すごい、空飛ぶマンタ型ドローン!日本の絶景を4Kで撮影、その美しさに息をのむ

By - grape編集部  公開:  更新:

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ここ数年で多くの注目を浴びるようになったドローン。特にカメラ搭載型ドローンは、今までは考えられなかった視点からの撮影を可能にし、映像の世界の幅を大きく広げました。

“未知の視点”を映した動画をみると、思わず息を飲んでしまいますね。

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視点を変えれば、物事に対する考え方も変わるかもしれない…。そんな思いで、ドローンでの撮影に取り組んだプロジェクトがあります。

違いは、視点だけではなく、撮影する機材自体にも

『Flying Manta(フライング・マンタ)』プロジェクトは、日本の美しい環境をドローンで撮影しようという取り組みです。

プロジェクトで特に際立っているのは、撮影するドローン自体。なんと、マンタの形をしているのです。

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なぜマンタなのか…。皆さんもぜひそれを考えながら、ドローンが4Kの高画質で捉えた、日本の美しい自然をご覧ください。

マンタに込められた、環境保全への思いとは?

2匹の『兄弟ドローンマンタ』による優雅な遊覧飛行をスタートするのは、名古屋市科学館にある「Brother Earth(ブラザーアース)」プラネタリウム。子どもたちが見守る中、マンタ型ドローンが飛び立ちます。

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まず2匹のマンタがやってきたのは、鳥取砂丘。広大な砂浜と日本海を上空から俯瞰すると、こんなに美しいのですね!そしてドローンだとは分かっていながらも、マンタたちの飛行が、なんだか気持ちよさそうに見えます。

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次は熊野古道の上空。マンタたちは森の中へ降下していくと、馬越峠の険しい坂道をぐんぐん登って行きます。300年以上も前に開通されたとされているこの峠は、日本の歴史の面影を感じます。

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そして最後にきたのは、日本の象徴のひとつ「富士山」。高い場所から眺める日本最高峰の山の美しさには、言葉を失います。

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マンタの生態が脅かされる

ドローンのイメージとなったマンタは、エイの中で最も大きいもの。世界中の熱帯や亜熱帯海域、サンゴ礁周辺に生息していますが、ある地域では数が減ってきていると言われています。

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その原因は、漁や汚染、地球温暖化など。豊かな環境でないと生きることができないからだそうです。また、出産も2〜5年に1度しかせず、1回に1匹〜2匹しか産まないため、一度減ってしまうと、数が元に戻ることも難しいそうです。

『Flying Manta』は、ブラザーが取り組んでいる環境サイト『Brother Earth』の一環としてつくられたもの。

豊かな環境に住むマンタをドローンにすることによって、世の中をいつもと違った目線で見てみよう、という思いがこもっています。

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『Brother Earth』のウェブサイトには、スロバキアの森林再生や中国(内モンゴル)の砂漠化防止など、ブラザーが世界各地で行っている数多くの環境活動を動画で紹介しています。オーストラリアで取り組んでいる、マンタの生態研究活動「プロジェクトマンタ」に関する動画をみることもできますよ。

ぜひサイトを通して、私たちが生きる地球について、改めて考えてみませんか?

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