土井善晴先生「シェフが怒鳴り散らす調理場から、おいしい料理は生まれない」に共感 By - grape編集部 公開:2016-11-24 更新:2016-11-25 土井善晴 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 料理研究家であり、フードプロデューサーでもある土井善晴先生。 丁寧で柔らかな語り口と、独特の関西イントネーションで親しみやすく、NHK『きょうの料理』などのテレビでも活躍しています。 そんな土井先生が自身のTwitterアカウント土井善晴(@doiyoshiharu)で、料理に関する信念を語り、共感を呼んでいます。 シェフが怒鳴り散らす調理場は… 注目を集めている土井先生のツイートがこちらです。 「二つ星シェフ」という映画を見たのですが。 シェフが、怒鳴り散らして、気に入らないと物を投げつけて、スタッフをビビらせているような調理場からは、おいしいお料理は、生まれません。そんな調理場から、できてきた料理を食べれば、味に[痛み]としか言えない雑味が必ず見つかります。— 土井善晴 (@doiyoshiharu) 2016年11月23日 シェフが怒鳴り散らしてスタッフをビビらせているような調理場からは、おいしい料理は生まれない。 なぜなら、味に「痛み」としか言えない雑味が必ず見つかるから。 この土井先生の発言に、多くの共感の声が寄せられます。 @doiyoshiharu お料理は、お花と似ているような気がしています。大きくなぁれ、可愛くなぁれ、元気に咲いてねとお花を育てるように、お料理も、おいしくなぁれと。包丁入れるん下手やけどごめんね、どうぞゆっくりしゅんでねと、心で会話しながら作るだけで、ぜんぜん違う気がします。— 酔筆家ゆっこ(YUTAKA MIKO) (@beergirl_yukko) 2016年11月23日 @doiyoshiharu 深く同意。料理をするとき、悪口を言ったり聞いたりもしないように心がけてます。食べてくれる人を元気づけるものですもんね。— akikoisobe@12/18バリ祭 (@akk_purna) 2016年11月23日 また、調理場という閉鎖された空間の中だけではなく、お客さんから見える場所でスタッフを怒鳴りつける店についての意見も多く寄せられます。 @doiyoshiharu 有名なラーメン屋で厨房の中で弟子が親方に怒られるのを聞きながら食事をした後、お腹を下したことがありました。味は美味しくても食べながら気分は最悪。体によくないラーメンでした。— yozakuraj (@yozakurasaurusu) 2016年11月23日 @doiyoshiharu 幼い頃、スタッフに怒鳴り散らしている料理人のいるお店に入ったことがありました。周りを考えない罵詈雑言で、ついに父が「このような所で食事は出来ない」と言って注文前に出ました。そのお店はもうありません。まさに成れの果てでした。— librarian_mystic (@gimmeyourname) 2016年11月23日 確かに、シェフがスタッフを怒鳴っている横で、食事をしても美味しいとは感じられません。 もちろん、料理人の修業という観点から見れば、「指導すること」は必要なのかもしれませんが、だからと言って「怒鳴り散らす」「物を投げる」といった行動に出る必要はありません。 これは料理人に限らず、別の職業でも同じことが言えるのではないでしょうか。 ちなみに、土井先生は『二つ星シェフ』という映画そのものをを批判しているわけではないようで… @doiyoshiharu 映画でも最終的にシェフが人に優しくなる、調理場が和気藹々になる、三ツ星獲得。映画を作った人も大事な事を伝えたかったんでしょうね。— タイタス (@coffee_bass) 2016年11月23日 優しい土井先生が「映画批判か!」とドキッとしましたが、そういうことではないようで、安心しました。 出典 @doiyoshiharu/@beergirl_yukko/@akk_purna/@yozakurasaurusu/@gimmeyourname/@coffee_bass Share Post LINE はてな コメント
料理研究家であり、フードプロデューサーでもある土井善晴先生。
丁寧で柔らかな語り口と、独特の関西イントネーションで親しみやすく、NHK『きょうの料理』などのテレビでも活躍しています。
そんな土井先生が自身のTwitterアカウント土井善晴(@doiyoshiharu)で、料理に関する信念を語り、共感を呼んでいます。
シェフが怒鳴り散らす調理場は…
注目を集めている土井先生のツイートがこちらです。
シェフが怒鳴り散らしてスタッフをビビらせているような調理場からは、おいしい料理は生まれない。
なぜなら、味に「痛み」としか言えない雑味が必ず見つかるから。
この土井先生の発言に、多くの共感の声が寄せられます。
また、調理場という閉鎖された空間の中だけではなく、お客さんから見える場所でスタッフを怒鳴りつける店についての意見も多く寄せられます。
確かに、シェフがスタッフを怒鳴っている横で、食事をしても美味しいとは感じられません。
もちろん、料理人の修業という観点から見れば、「指導すること」は必要なのかもしれませんが、だからと言って「怒鳴り散らす」「物を投げる」といった行動に出る必要はありません。
これは料理人に限らず、別の職業でも同じことが言えるのではないでしょうか。
ちなみに、土井先生は『二つ星シェフ』という映画そのものをを批判しているわけではないようで…
優しい土井先生が「映画批判か!」とドキッとしましたが、そういうことではないようで、安心しました。