「保育園落ちた日本死ね」が流行語大賞に つるの剛士が悲しみをつぶやく By - grape編集部 公開:2016-12-02 更新:2018-05-28 つるの剛士 Share Post LINE はてな コメント 提供:産経新聞社 2016年の「ユーキャン新語・流行語大賞」が12月1日に決定。受賞した言葉が発表され、その言葉にまつわる人物が表彰式に登場しました。 年間大賞に選ばれたのは、25年ぶりにリーグ優勝を果たした広島東洋カープ・緒方孝市監督がシーズン中に発した言葉「神ってる」です。 トップテン入りした言葉は以下の通りです。 聖地巡礼 トランプ現象 ゲス不倫 マイナス金利 盛り土 保育園落ちた日本死ね ポケモンGO (僕の)アモーレ PPAP 復興城主(選考委員特別賞) これらの言葉の中の一つにある「保育園落ちた日本死ね」は、匿名ブログに書かれた、保育園の抽選から漏れてしまった働く女性による記事のタイトルです。 表彰式には、「保育園落ちた日本死ね」を国会で取り上げて問題提起した、衆議院議員の山尾志桜里さんが笑顔で登場しました。 「私が賞を受け取っていいのかとも思うんですけど、声を上げた名もない一人のお母さんの言葉と、それを後押ししてくれた2万7862人の署名を下さった方たちに代わって、この賞を受けたいと思います」 スポーツ報知 ーより引用 それを見た時の心境をTwitterに投稿したのは、タレントのつるの剛士さん。つるのさんは「イクメンタレント」「パパの鑑」とも呼ばれ、第5子が生まれた際には1ヶ月の育休を取ったことでも話題になりました。 育児にかかわる言葉については、複雑な思いがあったようです。 (´・ω・`)oO(『保育園落ちた日本死ね』が流行語。。しかもこんな汚い言葉に国会議員が満面の笑みで登壇、授与って。なんだか日本人としても親としても僕はとても悲しい気持ちになりました。きっともっと選ばれるべき言葉や、神ってる流行あったよね。。皆さんは如何ですか?#流行語大賞— つるの剛士 (@takeshi_tsuruno) 2016年12月1日 このツイートには、賛否両論、さまざまなコメントが寄せられました。 私も違和感がありました、明るい言葉が選ばれた方が良いです この言葉が国会で取り上げられたことで待機児童問題に政府が取り組まざるを得なくなったんですよ、前向きにとらえてください 確かにインパクトのある言葉だったけれど「死ね」と言う言葉はやはり嫌 国会議員が笑顔で登場というのがおかしい 汚い言葉とはいえ、世相を反映しているのだからおかしくはない つるのさんが悲しい気持ちになったのは事実。そして、それに寄せられたコメントに、正解も不正解もありません。ですが、「もやっ」とした気持ちを多くの人にもたらしてしまったことも、また事実であるようです。 その後、つるのさんは「朝からイヤな気分にさせてごめんなさい!」とコメントを投稿しています。 皆さん朝からイヤな気分にさせてごめんなさい!今日の素晴らしい神ってる富士山です。皆さんもお勤めいってらっしゃい! pic.twitter.com/CIS4VLFRuC— つるの剛士 (@takeshi_tsuruno) 2016年12月1日 待機児童の問題は簡単に解決できるようなことではありません。ですが近い将来、「2016年、あんな言葉がはやったよね。今は良くなったよね」と笑って振り返ることができれば、「この新語・流行語大賞に賛否両論寄せられたことにも、意義があった」と言えるのではないでしょうか。 出典 @takeshi_tsuruno/新語・流行語大賞 Share Post LINE はてな コメント
2016年の「ユーキャン新語・流行語大賞」が12月1日に決定。受賞した言葉が発表され、その言葉にまつわる人物が表彰式に登場しました。
年間大賞に選ばれたのは、25年ぶりにリーグ優勝を果たした広島東洋カープ・緒方孝市監督がシーズン中に発した言葉「神ってる」です。
トップテン入りした言葉は以下の通りです。
これらの言葉の中の一つにある「保育園落ちた日本死ね」は、匿名ブログに書かれた、保育園の抽選から漏れてしまった働く女性による記事のタイトルです。
表彰式には、「保育園落ちた日本死ね」を国会で取り上げて問題提起した、衆議院議員の山尾志桜里さんが笑顔で登場しました。
それを見た時の心境をTwitterに投稿したのは、タレントのつるの剛士さん。つるのさんは「イクメンタレント」「パパの鑑」とも呼ばれ、第5子が生まれた際には1ヶ月の育休を取ったことでも話題になりました。
育児にかかわる言葉については、複雑な思いがあったようです。
このツイートには、賛否両論、さまざまなコメントが寄せられました。
つるのさんが悲しい気持ちになったのは事実。そして、それに寄せられたコメントに、正解も不正解もありません。ですが、「もやっ」とした気持ちを多くの人にもたらしてしまったことも、また事実であるようです。
その後、つるのさんは「朝からイヤな気分にさせてごめんなさい!」とコメントを投稿しています。
待機児童の問題は簡単に解決できるようなことではありません。ですが近い将来、「2016年、あんな言葉がはやったよね。今は良くなったよね」と笑って振り返ることができれば、「この新語・流行語大賞に賛否両論寄せられたことにも、意義があった」と言えるのではないでしょうか。