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本気すぎる!IT企業が学生のために開発したお茶、驚きのクオリティだった

By - grape編集部  公開:  更新:

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みなさんは『IT企業』と言われたら、何を思い浮かべますか?理系出身の社員ばかりで、一日中パソコンとにらめっこ、難しい専門用語が飛び交う…なんてイメージも強いのではないでしょうか。

しかし、ある岡山のIT企業は「らしくない」ものを作ったそうです。それが、こちら。

…え、お茶!?その名も『両備システムズ・リクルーティー』。バリエーションも4種類と豊富で、パッケージもなかなかオシャレで可愛い。でも、お味の方は大丈夫…?早速淹れてみましょう!

今回選んだフレーバーは「フレッシャーズ・チャチャチャ」。解説には「若手に惜しみなくチャンスを与える社風を表現した、情熱的な色と味わいの一杯」とありますが、一体どんな味でしょう?

ティーバッグをお湯に浸すと、馴染みのあるほうじ茶の素朴な香りが立ちのぼります。見た目は鮮やかなワインレッド。

一口飲んでみるとハイビスカスの優しい酸味が広がり、後味はスッキリ。なるほど、これはカフェで出されてもおかしくない本格的な味わい…って、お茶メーカーじゃなくて、IT企業ですよね!?

どうやら本気で作ったらしい

このお茶は、システム構築やソフトウェア開発などを行っているIT企業・両備システムズが作ったもの。専門の人たちに任せっきりなのかと思いきや、なんと社員自らフレーバーの考案から茶葉選び、パッケージデザインまで行ったそうです。

両備システムズの社員たちは、岡山でお茶を自社栽培する『引両紋』に協力を依頼し、本格的なクオリティーを求めました。原材料には岡山県産の茶葉とハーブのみを使用し、無着色・無香料の自然そのままの味わいに仕上げる徹底ぶりです。ちなみに、全て岡山県産の原材料で作ったお茶は、市販ではなかなか無いそうです。

パッケージイラストも、人気イラストレーターの布川愛子さんに依頼をし、可愛い仕上がりに。さらにはAR動画が搭載され、パッケージの動物キャラが各フレーバーについて解説してくれます。

ただのお茶ではなく、ITの要素も取り入れるところは、さすがIT企業ですね。

両備システムズが丹念に作り上げたお茶…その開発過程がこちらです。

お茶を開発した理由、ちゃんとあった

「難しそう」「大変そう」「理系の世界」といったイメージを抱かれがちなIT企業。両備システムズは、その先入観を破りたいとの想いを持っていました。

これから学生たちは、就職活動を始めます。彼らに両備システムズという企業の存在を知ってもらい、どんな会社かを伝えるために立ち上げたのが、会社オリジナルのお茶を作るプロジェクト『あなたに会いティー プロジェクト』でした。

学生たちとの出会いは「一期一会」。これは茶道で大切にされている精神でもあります。たった一度の出会いを大事にして、学生たちを「お茶」でおもてなしすることにしたのです。

お茶の名前も、本社のある”晴れの国おかやま”からとった「サニー・アイランド」や、両備システムズグループ7社が持つ技術力を表した「セブン・テクノロジー」など、会社の特徴を表現したものばかり。お茶を楽しみながら企業研究ができるなんて、なかなか粋な計らいですね♪

『両備システムズ・リクルーティー』は、インターンシップや説明会などで配られる予定。学生限定なんてもったいない、ぜひ販売してほしいとまで思ってしまうこのクオリティー。学生の皆さん、お茶を通じたインターシップ『飲ターンシップ』を試して、IT企業の意外な一面に触れてみませんか?

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