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いったい何で出来てるの?小さな円が集まって生まれたアート

By - grape編集部  公開:  更新:

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左は有名なナポレオンの肖像画。右はその肖像画を模したアート。

落ち着いた色彩がとっても素敵ですが、どうやら絵や印刷物ではなさそう。よく見ると小さな円形が集まっているようです。この小さな円形、いったい何かわかりますか?

わかりましたか?

そうです!実はこのアート、ワインのコルクでできているんです!

この見事なコルクアートの制作者は、東京・恵比寿ガーデンプレイス内にあるフランスワイン専門店『ラ・ヴィネ』のソムリエ・久保さん。

ワインをこよなく愛する久保さんは「自然から頂いた素材をできるだけ無駄なく使いたい」という願いから、コルクをリサイクルしたアートづくりを思いつき、2014年からコツコツと制作に取り組んできました。

1つの作品に使われているコルクは、なんと約2400個!この膨大な数のコルクの大部分は、久保さんの想いに共感したレストランやワインバーからの寄附であつまったものだそうです。

「コルクにそれぞれの思い出があって、その思い出の集まりがコルクアートとなって、また楽しむ。 モノが溢れる現代に、ちょっと面倒だけど、想い出を再利用したアートっていうのも素敵ではないでしょうか」

と語る久保さん。

これからもソムリエとしての本業の傍ら、コルクアートの制作も続けていくそうです。次はどんな素敵な作品ができあがるのか、楽しみですね!


[文/grape編集部]

出典
ブログ「ソムリエの独り言」

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