「あさイチ」で柳澤さん語る。後藤さんが懸命に伝えようとしていた事

NHKで月曜〜金曜日に放送中の朝の人気番組「あさイチ」。

V6の井ノ原さんと有働アナウンサー、そして「ダジャレ」「おやじギャグ」そして「アマチュア無線」が大好きな柳澤秀夫解説委員が様々なニュースや生活情報を伝える人気番組です。

連続テレビ小説、朝ドラの終了直後に開始するということも有り、いつもは朝ドラの感想を伝える「朝ドラ受け」でスタートするのですが、2015年2月2日の放送は様子が違いました。

柳澤さんは元々記者として中東を担当。カンボジア内戦、湾岸戦争、イラク戦争など多くの情報を伝えてきた、中東情勢のエキスパートです。そんな彼にとって2月1日にイスラム過激派組織「イスラム国」に拉致、殺害された後藤さんの事を語らずに番組を進めることは出来ませんでした。

そんな柳沢さんが冒頭の「朝ドラ受け」をさえぎり、語った言葉が今話題になっています。

冒頭なんですけど、すみません。昨日から今日にかけて大きいニュースになってきた後藤健二さんなんですけど、ちょっと、あえて、冒頭で、一言だけ・・・。

僕も後藤さんとはおつきあいがあったものですから、一番、いま、強く思っていることは、ニュースではテロ対策とか過激派対策とか、あるいは日本人をどうやって守ればいいか、が声高に議論され始めているんだけど、ここで一番、僕らが考えなきゃいけないことというのは、後藤健二さんが一体、何を伝えようとしていたのか、ということ。

戦争になったり、紛争が起きると弱い立場の人がそれに巻き込まれて、つらい思いをするということを、彼は一生懸命に伝えようとしていたんじゃないか。

それを考えることが、ある意味で言うと、こういった事件を今後、繰り返さないための糸口が見えるかもしれない・・・。

われわれ一人ひとりにできることというのはものすごい限界があるんですけど、この機会にそういうことを真剣に考えてみてもいいのでは・・・。

それが後藤さんが一番、望んでいることじゃないか。そう思ったものですから、冒頭なんですけど、ちょっとお話をさせてもらいました。

YAHOO ニュース個人 水島宏明さん ーより引用

同じ紛争地域を取材したジャーナリストとして、明るい番組の雰囲気にはそぐわないとわかりつつも、語らずにはいられなかったその言葉。

後藤さんから直接言葉を聞けなくなってしまった今、私達は想像するしかありませんが、彼の命をかけてでも伝えたかった事を少しの時間、考えてみてはいかがでしょうか。

出典
YAHOO ニュース個人 水島宏明さん / @fredrikhardt

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