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「あんな目で見られて、動揺した」ATSUSHIが少年院を訪問し、体験談を告白

By - grape編集部  公開:  更新:

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提供:産経新聞社

EXILEのボーカルであり、作曲家としても活躍するATSUSHIさん。

彼は音楽家としてだけに留まらず、2015年から犯罪や非行に走った人の更生を支援する、矯正支援官としても活躍しています。

以前、北海道にある網走刑務所を訪問した際には、受刑者に向けて「早く更正して、社会復帰されることを願っています」と20分以上にも及ぶスピーチをし、その気持ちを伝えました。

そんなATSUSHIさんが、今度は新潟県長岡市にある少年院を訪問。そこでの体験談をFacebookに投稿し、話題を呼んでいます。

あの緊張感は独特

2017年1月。少年院である新潟少年学院に到着し、張り詰める独特の空気を感じながら登壇したATSUSHIさん。

マイクを握り、受刑者である少年たちに丁寧に語りかけたそうです。

自分の話を聴く受刑者たちの様子を、ATSUSHIさんはこう語っています。

あの緊張感は独特です。

刑務官の先生方にお話を聞けば、ほぼ7割、いやそれ以上の子たちが、家庭環境になんらかの問題を抱えているといいます。

彼らの中の一人の子は、親からお前なんかいらないと言われ、そのことがずっと心に残っていて、自分はこの世に必要ない存在なんだと思い込み、自暴自棄になって、犯罪を繰り返し、少年院送りとなってしまった、少年もいます。

それが、犯罪を犯す、正当な理由にはならないことは分かっています。

しかし一見、みな丸坊主にしていますし、純粋に見えるのですが、その目の奥には、そのまま純粋な子もいれば、悲しみや、孤独、怒り、憎しみ、様々な感情を持った子たちが、そこにはいました。

その全ての子たちが、異なる環境において、異なる感情を抱えていることを、感じさせられます。

EXILE ATSUSHI ーより引用

言い訳にならないとはいえ、多くが問題のある家庭環境下で育ち、非行に走ってしまった受刑者たち。そこから、普段感じることのできない多くの感情を受け取ったそうです。

その後、受刑者からATSUSHIさんに様々な質問が投げられました。

一瞬、動揺した

出典
EXILE ATSUSHIEXILE ATSUSHI / 【歌詞】HIKARI

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