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え、そのサイズなの?繊細な職人技が光る映像、完成品にびっくり!

By - grape編集部  公開:  更新:

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お店には春物ファッションが並ぶ時期ですね。みなさんは春用のお洋服、もう買いましたか?

この春の新作の、こちらのコート。メイキング映像が公開されているんですが、ちょっとビックリするような秘密が隠されています。

「繊細すぎるクオリティを、あなたに。」

洋服を作る時はまず、デザインに合わせた型紙を作り、布に印をつけてハサミで裁ちます。

ここでズレてしまうと、サイズが変わってしまうので、慎重に行います。

パーツごとに切り分けたら、ミシンを使って縫っていきます。

縫い目が歪むと、形が変わってしまうので、こちらも細心の注意を払って行います。

布を裁ったところがほつれないように丁寧にロックミシンをかけ、糸の始末も忘れずに。

そして仕上げにボタンの縫い付けて行くのですが、あなたはこの動画の、ちょっとした違和感に気付けるでしょうか?

洋服のボタンをつける時は取れないように、ボタンホールに何度も糸を通します。

ところで、布を持っている指とボタンのサイズの差に、気づきましたか?

縫い付けられているボタンのサイズは、わずか3ミリ!

なんと、この映像で作られていたのは、精巧な6分の1サイズの洋服だったのです。

こちらの映像は大丸が今年で創業300周年を迎えるにあたり、『大丸松坂屋百貨店』が公開した「Daimaru1/6Project」の1つ。

モノづくりの魅力や、創り手の思いを伝えようと企画されました。

1/6の洋服をめぐる、Webドラマも公開!

それにしても、なぜ今回1/6サイズの洋服を制作することになったのでしょうか?実はこの企画には、ある青年の恋物語が関係しています。

大丸の営業推進部に勤めている青年・山田さんはある日、ゴミ捨て場でボロボロの服を着た1/6サイズのドールと出会います。

この子にキレイな洋服を着せてあげたい

そんな思いから、大丸のイベント企画に「1/6ドールの世界」を提案することに。

企画の準備をしていく中、試作品をまとったドールに、山田さんは恋をしてしまうのです。

Webドラマの第1話では「23区」、第2話では「エポカ」と、様々なブランドとコラボレーション。

各ブランドのこだわりや魅力、そして、通常サイズと変わらないシルエットを再現する職人技なども見所の1つ。

山田さんの提案した企画はその後どうなっていくのでしょうか?山田さんとドールの恋の行方は?

全4話で構成されたWEBドラマ「1/6ドールの彼女」は、特設サイトで順次公開中です。

WEBドラマ“1/6ドールの彼女” | 大丸300周年記念

精巧な1/6ドール服を実際に展示!

映像やドラマにも登場する1/6サイズの洋服は、全国の大丸松坂屋百貨店・9店舗で2017年3月15日から展示されます。

オススメのコーディネートや、ブランドのこだわりをミニチュアドールの世界で表現します。

©2017 Kirsten Ulve – cwctokyo.com

「ただ小さくする」のはカンタンかもしれません。でもそこには、それだけではない、作り手のモノづくりへの想いがギュッとつまっています。

1/6サイズに込められた丁寧で優しい、そして精巧で高度な技術を実際にご覧になってみてくださいね。

いいモノ語り「プチコレクション」


[文・構成/grape編集部]

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