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北海道農家の投稿に心が痛む 『ポテチ生産停止』の理由がわかる写真

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

2016年夏、北海道を襲った3つの台風。1年で台風が3回北海道に上陸したのは観測史上初であり、中でも8月に発生した台風10号は北海道に大きな被害を与えました。

北海道は、日本で一番の農作物生産量を誇る地域です。しかし、台風によってジャガイモやニンジン、タマネギなどの農作物に被害が及び、生産量は著しく減少しました。

北海道のジャガイモ不作を受け、カルビーと湖池屋は2017年4月10日、一部ポテトチップスの販売終了や休止に踏み切ったことを明らかにしました。

カルビーは原料の大半を占める北海道産の減少を受けて米国産の輸入量を増やしたが、品質が不十分なものが多くカバーしきれなかったという。湖池屋は国産100%にこだわっており、販売の見直しが避けられないと判断した。

カルビーは「5月下旬から収穫が始まる九州産ジャガイモで原料不足に対応したい」(広報)としている。ただ、九州産は北海道産を補うほどの収穫量がないため、休止が長引く恐れもある。

産経ニュース ーより引用

ポテトチップス販売休止の理由がわかる、北海道農家の写真

北海道で農家を営む、まちょだ(@agri_xx0223)さん。ポテトチップス生産休止の話題を受け、昨年撮影した写真を投稿しました。

そこに写っているのは、台風被害によって水没した畑。水が引いた10日後から掘り始めたものの、ジャガイモはすっかり腐っていたそうです。

毎日、愛情を込めて農作物を育てていた農家の人の気持ちを考えると、胸を締め付けられます…。

今年こそは、皆さんにお届けできるよう精一杯頑張ります。

寄せられた温かい言葉に対し、こうコメントしたまちょださん。

一番つらい思いをしているのは、愛情込めてジャガイモを育ててきた人のはずです。悪天候にも負けず野畑を耕してくれる農家の人には、本当に頭が下がります。

ポテトチップスをしばらく食べられなくなるのは悲しいですが、北海道産の美味しいジャガイモを味わえる日が来るのを楽しみにしています!


[文・構成/grape編集部]

出典
@agri_xx0223産経ニュース

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