アメリカの子どもに爆発的ヒット中! 『ハンドスピナー』って?

アメリカのローティーンの間で、『Fidget Spinner 』(日本での呼び名はハンドスピナー)が爆発的に流行中です。

くるくる回して遊ぶ。それだけ。手に持って回してもよいし、床やテーブルの上でも回せます。でも、本当にただそれだけ。

2016年の『ボトル・フリップ』に続いて、大人から見れば「何が楽しいの?」と思うような玩具ですが、子どもたちは夢中です。

障がいを持つ人たちのために作られた『ハンドスピナー』

『ハンドスピナー』は1993年に開発されたものですが、実は玩具メーカーが開発したものではありません。

アメリカ、フロリダ州に住むキャサリン・へティンジャーさんという女性が、重症筋無力症を患う娘さんが簡単に遊べる玩具として考案したのが始まりで、初期のバージョンは工芸品展示会で披露されたのだそうです。

その後は自閉症や注意障害のある人の気持ちを落ち着かせるためのものとして、一部の人たちに使用されていました。

しかし、突如やってきた子どもたちの間でのブーム。

キャサリンさんは当初、このオリジナルの特許を取得していましたが、2005年に更新手数料を支払う資金がなかったため、特許があえなく失効。現在の爆発的ブームによるロイヤリティーはまったく受け取っていないのだそうです。

これを使うと集中力が高まる?

商品の宣伝文句に『精神を集中できる』とあることから、「これを使えば集中力が高まるから」といって買ってもらっている子どもも多いのだとか。

それどころかこの玩具に夢中になるあまり授業に集中しない子どもが増え、『ハンドスピナー禁止令』が出ている学校も多数あります。2017年5月10日現在、アメリカの32%の高校で『ハンドスピナー』が禁止されているそうです。

アルミニウム、シリコン、プラスティックなど素材は様々ですが、値段が10ドル前後と安価なこともブームになった一因だと思われます。

現在、店頭では売り切れ続出で、Amazonなどのネット通販で購入する人が増えています。

『ハンドスピナー』の達人も続々登場。Youtubeを賑わせています。

アメリカ在住の我が家の子どもたちも例にもれず「みんな持っているし、集中力が上がるんだよ」と私を説得して手に入れ、時間を忘れて夢中になっています。

親としては「ゲームや携帯で遊ぶよりはいいかな、すぐに飽きるだろう」とあきらめの境地です。

先日は、子どもに「もうやめなさい!」と怒ったところ、「ママ、怒らないで、これで気分を落ち着かせて」とスピナーを渡されてなだめられてる始末。

そういう場合は、心を落ち着かせるまったく効果がない、と保証します!

4月1日には『日本ハンドスピナー協会』なるものも設立されたようです。日本でも流行間近でしょうか。


[文・構成/grape編集部]

出典
12 Awesome Hand Spinner Fidget Tricks and Science Experiment CHALLENGE!@handspinner_jp

この記事を友だちにシェアしよう

このエントリーをはてなブックマークに追加
follow us in feedly

grape SHOP




grape SHOP

おすすめ記事














検索

週間アクセスランキング TOP10











気になるしゃべりを掘りおこす「しゃベル」ニッポン放送
PageTop