武井壮、国の計画に物申す!「スポーツ好きな子ばっかじゃねえし」 By - grape編集部 公開:2017-06-10 更新:2018-11-17 武井壮 Share Post LINE はてな コメント スポーツが嫌いな中学生を半分にする。 文部科学省の外局であるスポーツ庁は2017年3月、今後5年かけて『スポーツが「嫌い」「やや嫌い」の中学生を半減させる』という『スポーツ基本計画』を発表しました。 スポーツ庁の目標に武井壮が物申す 同年6月5日に放送されたTOKYO MXの情報番組『バラいろダンディ』に武井壮さんが出演。 武井さんは陸上十種競技の元日本チャンピオン。スポーツ庁の掲げた目標についてコメントを求められ、アスリートという立場で自らの意見を述べました。 「スポーツが大好きで、頑張った人がいいそうなことだなと思います」 「そんなにね、スポーツ好きな子ばっかじゃねえし」 「ゲームをやってるのが好きな子もいれば、アニメを観ているのが楽しい子もいれば、アイドルを応援しているのが楽しい子もいれば、勉強しているのが楽しい子もいるから…別にスポーツやんなくたって、豊かに人生がならないってわけじゃないし」 バラいろダンディ ーより引用 武井さんは、「スポーツが好きでない子」を無理に「スポーツ好き」にさせることに首を傾げたのです。 武井さんのその言葉に対し、スポーツが好きではない人、そしてスポーツが好きな人からもネット上に声が上がりました。 ホントそう、スポーツだけが人生じゃない! スポーツは苦手です。できればいいな、って思うけれど…強要されたらますます嫌いになる。 スポーツをするのは大事。でも、国で決めるようなことではないよ。 私は子どものころはスポーツが苦手だったけど、今は自然に好きになった。無理に好きになれ、といわれたら、ならなかったかもしれない。 『スポーツが好きではない』という気持ちも1つの個性です。 もちろん、健康のためにはスポーツは推奨されるべきもの。しかし、気持ちを強要されるべきなのしょうか。 武井さんはさらに、好きなスポーツを極めようとする未来のアスリートを想い「スポーツに没頭するにはリスクがある」と述べました。 「(アマチュアスポーツの)全然儲からない業界に入っちゃう人もたくさんいるからね。だったらまず、その人たち(政治家)がやることって、そこに進んでも、きちんと一般社会人と同じようなレベルかそれ以上の生活をね、できるような仕組みを作ってからやるべきだと思います」 「それもろくにないのに、『スポーツやったらいいですよいいですよ』っていうのは、俺はよくないな、って常に思います」 バラいろダンディ ーより引用 スポーツ庁の『スポーツ基本計画』には、スポーツ好きな子どもを増やし、『スポーツ立国』としてアスリートを育成する目的も含まれています。 しかし努力してプロになっても、その能力に見合った報酬を得られる仕組みがないままで「スポーツを勧める」ことに武井さんは疑問を抱いています。 素晴らしい成果を出した人が、しっかりと認められ、安心して生活ができること。それが、日本でさらにスポーツを広めるために必要なことの1つではないでしょうか。 [文・構成/grape編集部] 元プロ野球選手 清原和博容疑者、逮捕される ファンは動揺…2016年2月2日、元プロ野球選手の清原和博容疑者が、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されました 「嬉しい報告があります!」長友佑都が妻・愛梨の妊娠を発表2017年9月2日、長友佑都さんがブログを更新。妻・愛梨さんが第一子を妊娠したことを発表しました。 出典 バラいろダンディ/スポーツ庁 Share Post LINE はてな コメント
スポーツが嫌いな中学生を半分にする。
文部科学省の外局であるスポーツ庁は2017年3月、今後5年かけて『スポーツが「嫌い」「やや嫌い」の中学生を半減させる』という『スポーツ基本計画』を発表しました。
スポーツ庁の目標に武井壮が物申す
同年6月5日に放送されたTOKYO MXの情報番組『バラいろダンディ』に武井壮さんが出演。
武井さんは陸上十種競技の元日本チャンピオン。スポーツ庁の掲げた目標についてコメントを求められ、アスリートという立場で自らの意見を述べました。
武井さんは、「スポーツが好きでない子」を無理に「スポーツ好き」にさせることに首を傾げたのです。
武井さんのその言葉に対し、スポーツが好きではない人、そしてスポーツが好きな人からもネット上に声が上がりました。
『スポーツが好きではない』という気持ちも1つの個性です。
もちろん、健康のためにはスポーツは推奨されるべきもの。しかし、気持ちを強要されるべきなのしょうか。
武井さんはさらに、好きなスポーツを極めようとする未来のアスリートを想い「スポーツに没頭するにはリスクがある」と述べました。
スポーツ庁の『スポーツ基本計画』には、スポーツ好きな子どもを増やし、『スポーツ立国』としてアスリートを育成する目的も含まれています。
しかし努力してプロになっても、その能力に見合った報酬を得られる仕組みがないままで「スポーツを勧める」ことに武井さんは疑問を抱いています。
素晴らしい成果を出した人が、しっかりと認められ、安心して生活ができること。それが、日本でさらにスポーツを広めるために必要なことの1つではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]