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コカ・コーラのボトルに新たな仕掛け?それを出すには『あること』が必要

By - grape編集部  公開:  更新:

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夏が近づくにつれて増す、うだるような暑さと、まとわりつく湿気。そんな時に決まって思うことと言えば…。

渇いたのどを、潤したーーーーい!!

そんな心の雄叫びに応えるべく、コカ・コーラは暑いシーズンに向けて『夏にピッタリ』の仕掛けを作ったそうです!それがこちら。

ん、何もない?

一見、おなじみのロゴの上に、イラストが付け加えられたようにしか見えません。仕掛けを明らかにするには、ボトルを冷やせばいいのだとか。

そこで早速、氷いっぱいにしたクーラーボックスに、コークボトルを入れてみました。すると…。

コールドサインボトルの変化はこちらの動画で!↓↓↓

なんと、イラストの部分に変化が!ボトルが冷えると、氷のイラストが浮き上がるようになっているんです。これを見ればコカ・コーラが冷えているかが一目瞭然、ということですね。

これなら確実に冷えたのが飲めるだけではなく、氷のイラストを見て気分もヒンヤリ爽快な気分になれて、爽快感倍増!

担当者の想い「『コカ・コーラの美味しさ』を再認識して」

冷えるとイラストが浮き上がる『コールドサインボトル』をなぜ開発したのか…。より詳しく知るために、開発担当者さんにお話を聞いてみました。

――『コールドサインボトル』をやることになったキッカケを教えてください。

今年も猛暑になると言われていますが、暑い夏こそが炭酸飲料を一番美味しく飲める時期だと思うんです。「キンキンに冷やしたコカ・コーラがおいしい」ということを再認識してもらいたいと思って、これを作りました。最近飲んでいない人たちも、このボトルを機会にもう一度手に取ってもらいたいなと思っています。

――色が変わるのは、どのような技術が使われているんですか。

コールドサインボトルを可能にするのにまず必要なのが、一定の温度になると色が変化する示温インクです。この開発を始める際、海外のインクメーカーと話したのですが、インク自体もかなり進化したんです。

例えば色が変わる温度を任意の温度で設定することができるようになったので、その分デザインの幅がひろがったんですね。その上で、日本ではどのようなラベルが作られるかという話し合いが始まりました。

――この技術を使って『キン冷え感』をみせるデザインを作るのは、大変だったのではないですか。

そうですね…最終的にはおよそ40種類くらいのデザインを作りました。コカ・コーラではおなじみのポーラーベアやサンタなども試しましたが、最終的には一番シンプルな氷のデザインが採用となりました。

デザイン中は、僕ずっと瞬間冷却スプレーを持ち歩いてて、ボトルに吹き付けては同僚にデザインを見せてたんです。開発が終わるまで10本くらい使い切りましたね(笑)

――このボトルを、どのように楽しんでもらいたいですか。

本当に冷えたらおいしいのか?というのを「実験」じゃないですが、試してもらいたいと思っています。示温インクの温度帯設定はあるんですけれども、例えば冷やせるだけ冷やしてみたり(笑)

家でキンキンに冷やしていただいて、氷を入れたグラスに注いでさらに冷やして飲んでもらってもいいですし。普段飲んでいるコカ・コーラよりももっと冷やしていただければ、おいしさを改めて実感してもらえるんじゃないでしょうか。

このコールドサインボトルをキッカケに、一番おいしいコカ・コーラの飲み方を探してもらえたらうれしいです。

試してみた!コカ・コーラ温度差飲み比べ

担当者のアドバイスを受けて、編集部でもコカ・コーラの飲み比べを実施することに。まずは常温のボトル、冷蔵庫で冷やしたボトルを用意。

この実験で驚いたのが、2つの冷えたコークの味の違い。キンキン・バージョンの方が炭酸の刺激が激しく、よりスパイシーに感じました。

個人的には、冷やしたグラスで飲むのもおいしいけれど、今夏はキン冷えボトルで楽しむのがベスト!という結論となりました。それにしても、やっぱり冷たいコカ・コーラはおいしい!

全国的な猛暑が予想されている今年の夏。暑くなったら『キン冷えコーク!』で乗り切りましょう!


[文・構成/grape編集部]

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