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飛行機で泣き出す子ども 肩身の狭いお母さんを助けた、1人の女性

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:Kesha Bernard

ケシャ・バーナードさんがFacebookに上げた写真とコメントが、大きな話題になっています。

バードナーさんは、3歳と4歳の子どもを持つお母さん。

2017年7月30日、彼女は自分の子どもの世話を休んで、コロラド州のプルピット・ロック・パークへ行くために、1人で飛行機に乗ったといいます。

にも関わらず、Facebookに投稿されている写真を見ると、バーナードさんのヒザの上には子どもの足が写っています。

子どもたちから休暇をもらいました。心から子どもたちを愛していますが、休憩が必要だったのです。

でも、いま、私はヒザの上に子どもを乗せて飛行機に乗っています。

なぜでしょうか?

それは、私がまともな人間だからです。

Kesha Bernard ーより引用

謎めいたバードナーさんの言葉。

一体、なにがあったのでしょうか。

何で誰も助けないの?

バーナードさんは、この日、シアトルでアラスカ航空674便に乗り込みました。

※写真はイメージ

しかし飛行機は、重量の問題でなかなか離陸しません。

乗客のストレスがピークに達し、機内に嫌な空気が流れる中、2人の子どもが泣き始めてしまいました。イラだった人々は、怒鳴ったり、文句をいい出します。

バーナードさんは、泣きわめき、暴れる子どもを抱えているお母さんを見付けました。

お母さんは、「子どもが自分の座席を蹴っている。止めさせろ」と、ほかの女性から怒られています。

そして、前の座席にいた女性は、お母さんのところまで来ると、なんと暴れる子どもの足をつかんでしまいました。

この騒動が起こっている間、乗務員は立って静観しているだけ。助けに入る人がいません。

すると今度は、バーナードさんのそばに座っていた高齢の男性が「明らかにしつけ不足だ!」と乱暴な言葉をぶつけます。

※写真はイメージ

我慢ができなくなったバーナードさんは、「お母さんは、多分、どうしようもないんです。あなただって何にもできないわ」といって黙らせると、お母さんのもとに行きました。

誰かが、あのお母さんを助けるのを、私は椅子に座って15分待っていた。だって、ここは満員の飛行機。『子どもの世話をするはずの大人』に、彼女たちは囲まれているんですから。

Kesha Bernard ーより引用

バーナードさんは、お母さんに助けが必要かどうか聞き、子どもを預かります。自分の座席に戻って、ヒザに子どもを乗せると、なんと子どもはすぐに眠ってしまいました。

助け合おう

バーナードさんの行動に、多くのコメントが寄せられました。

  • あなたのような人がいてくれるなんて、嬉しい!
  • 素晴らしい行いだ!
  • 大人は、大人らしい振る舞いをする必要がある。
  • 飛行機は、誰もが我慢する必要のある場所だ。そして、みんなそこにいる権利を持っている。

『大人らしい振る舞い』という言葉に、ドキッとさせられます。

Facebookの投稿で、バーナードさんは次のようなメッセージを発信しています。

誰かが助けを必要としているなら、救いの手を差し伸べてください。

文句や不満は、助けを求めている人を追いつめるだけです。

Kesha Bernard ーより引用

怒りの感情を外に出すと、一時的にスッキリするかもしれませんが、それでは何の解決にもなりません。

文句をいう前に、「この問題を解決するには、どうしたらいいのだろう」と考え、行動できる人でありたいと感じさせられます。


[文・構成/grape編集部]

出典
Kesha Bernard

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