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住む家を失った子どもたち 8歳の女の子が話す『洪水体験』が胸にささる

By - grape編集部  公開:  更新:

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ネパール南部で2017年8月11日に発生した、断続的な豪雨による洪水や土砂崩れの被害。

ネパール内務省の発表によると、死者123人、行方不明者35人、負傷者39人、3561世帯以上が浸水による避難を余儀なくされています(現地時間8月15日時点)。

道路や通信が遮断されている地域が多いことから、今後さらに被害状況は拡大しそうです。

貧困や差別のない社会を実現するために、世界70か国以上で活動する国際NGO『プラン・インターナショナル(以下、プラン)』は、被災した人々へ食料や水、仮設テントや衛生用品などを届ける緊急支援を開始しました。

ずぶ濡れのまま過ごす子どもたち

政府とも連携を取りながら、現地に入ったプランの職員は、次のように深刻な被害状況を伝えています。

「村の80%は浸水してしまい、大半の人たちが家を失っています。子どもたちはずぶ濡れのままで、口にする食べ物もない状況です」

また、支援を受けて安全な場所に逃れた、8歳の女の子マニシャさんは、当時の怖さを語りました。

「水ですべてが覆われてしまい、夜も寝ることができませんでした。昼間は目に見えて水かさが増し、雨で崖が崩れてきた時には、本当に不安でいっぱいになりました」

家や所持品を失った子どもたちには、食料や水、仮設テントや衛生用品などに加えて、安心を取り戻すサポートや見守りが欠かせません。特に女の子は、災害時の混乱に乗じた人身売買などの性被害にあいやすく、対策が必要です。

ネパールはモンスーンの最中にあり、引き続き豪雨や長雨が発生することも懸念されています。

国が違えど災害に困っていることは、日本と変わりありません。少しでも援助を考えている人は、寄付をしてみてはいかがでしょうか。

プラン・インターナショナル

支援募集期間:2017年9月末まで

ウェブサイトからの寄付(クレジット決済・コンビニ決済)

ゆうちょ銀行(郵便局)からの寄付
口座名:公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン
口座番号:00160-9-101042
プロジェクト名:「ネパール洪水緊急支援」、もしくは「G65」と指定
※払込手数料免除の認可済み。

銀行からの寄付
三菱東京UFJ銀行 麹町中央支店 普通預金 4611706


[文・構成/grape編集部]

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