1人の高校生が725万トンの海洋ゴミを回収!その行動力に世界中から賛同の声

北太平洋には、太平洋ゴミベルトとよばれるゴミが漂う海域がある。その広さはなんと日本の面積の約4倍にもなる。その地域に入ったゴミは海流の影響によりその海域にとどまり続け、海面には大量のゴミが浮かび、海中では太陽光により分解され粒子化したプラスチックが雪のように漂う。

その海域では多くの海洋生物達が餌と間違えてプラスチックを食べ続けている。粒子化したプラスチックはプランクトンと間違えたクラゲたちに。小さな破片は卵と間違えて魚達に。大きなゴミはクラゲやイカと間違えて海鳥や海亀達に。プラスチックを食べた生物の運命は死んでしまうか、他の生物に食べられてその生物にプラスチックを提供するかのどちらかである。そしてその中にはもちろん人間も入っている。

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そんな太平洋ゴミベルトを少しでも綺麗にするために、ある高校生が立ち上げたプロジェクト「The Ocean Cleanup Array」が話題です。高校時代、Boyan Slatくんは海洋にただようプラスチックゴミを回収するシステム「The Ocean Cleanup Array」を考案し、2012年に「TED」を通じて全世界にプレゼンテーションを行いました。そして多くの人たちから評価され、本格的にプロジェクト発足し、途中経過を公開できるまでに至りました。

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そのシステムとは、ゴミの流れ着く海域に浮きを使って柵を作り、そこにたまったゴミをモーターで回収するというもの。シンプルなシステムですが効果は抜群で年間725万トンものゴミを回収できる計算です。更にメンテナンス費用も回収したゴミをリサイクルすることにより充当可能とのこと。まだ始まったばかりの段階ですが、大きな期待をかけて応援していきたいですね。私達もゴミの行く末を考えて、日々の生活を見直す必要がありそうです。

The Ocean Cleanup(英語)
http://www.theoceancleanup.com/

2012年「TED」でのプレゼンテーションの模様

出典
THE OCEAN CLEANUP - Feasibility Study

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