メガネっ子の娘が号泣 病院でお年寄りに言われた、何気ない『ひと言』とは By - grape編集部 公開:2020-01-22 更新:2020-01-22 高齢者 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 2人の子供を育てているナヲきち(@mth_nao)さんは、病院に行った時の出来事をTwitterに投稿。その内容が大きな反響を呼んでいます。 メガネの娘にかけられた『ひと言』 投稿者さんの次女は、3歳児検診で『弱視』が判明したため、治療用のメガネをかけることになりました。 弱視とは、物を見るための視機能が十分に発達しないことにより、視力が弱い状態をいいます。子供の視機能は6歳頃までに完成するといわれ、早期発見すれば治療をして視力を成長させることも可能です。 治療とはいえ、小さな子供にとって「メガネをかけ続ける」というのは、なかなか大変なこと。 投稿者さんは、保育園の先生やママ友などに協力してもらい、次女のメガネ姿を本人の前でほめてもらうなどして、なんとか本人が嫌がらずにかけられるように工夫をしてきました。 しかしある日のこと、眼科に検査に行った際に、ほかの患者のおばあさんが次女を見て、こんな言葉をかけたそうです。 「こんな小さいのに、メガネなんてかわいそうねぇ」 そのひと言を聞いて次女は「保育園に行きたくない!」と泣き出してしまったといいます。 3歳児健診で次女の弱視が判明し眼鏡っ子に。保育園の先生方やママ達も協力してくれ「眼鏡いいね!可愛い❤️」作戦で何とか本人も嫌がらずつけてくれてたんだけど今日眼科に検査に行くとお婆ちゃんが「こんな小さいのに眼鏡なんて可哀想ねぇ」と一言💧おかげで「保育園行きたくない!」と大号泣…悲しい— ナヲきち (@mth_nao) 2020年1月20日 その後、投稿者さんや周囲のフォローもあって、なんとか心を落ち着かせることができた次女。 おばあさんのひと言は悪気がなかったにせよ、幼い心に深く傷つくものだったのでしょう。 「みんなの協力で本人はメガネを気に入ってくれていただけに、ただただ悲しい」と語った投稿者さん。また今回の件で、「意図をせず人を傷つけてしまうことは自分にもある」と考えさせられたといいます。 投稿を読んだ人たちからは、たくさんの励ましのコメントが寄せられました。 ・「小さいのにかわいそう」ではなく、「小さいのに眼鏡が似合ってて最高にかわいい」といってあげたいですね。 ・高校生の娘も3歳からずっとメガネでした。大きくなると、メガネっ子も増えるので大丈夫! ・同じ親として胸がキュッとなりました。心から応援しています! ひと昔前は、「小さな子供がメガネをかける」というのは珍しいことだったのかもしれません。 しかし今では、子供の弱視についてより広く認識されるようになり、早期発見・治療の重要性も知られるようになりました。 おばあさんの「かわいそう」という言葉は、現状をよく知らないからこその、発言だったのかもしれませんね。 自分の発した何気ないひと言によって、誰かを勇気付ける場合もあれば、逆に傷付けてしまう場合もあるでしょう。 相手の気持ちをよく考えて、想像力を働かせることが大切ですね。 [文・構成/grape編集部] 出典 @mth_nao Share Post LINE はてな コメント
2人の子供を育てているナヲきち(@mth_nao)さんは、病院に行った時の出来事をTwitterに投稿。その内容が大きな反響を呼んでいます。
メガネの娘にかけられた『ひと言』
投稿者さんの次女は、3歳児検診で『弱視』が判明したため、治療用のメガネをかけることになりました。
弱視とは、物を見るための視機能が十分に発達しないことにより、視力が弱い状態をいいます。子供の視機能は6歳頃までに完成するといわれ、早期発見すれば治療をして視力を成長させることも可能です。
治療とはいえ、小さな子供にとって「メガネをかけ続ける」というのは、なかなか大変なこと。
投稿者さんは、保育園の先生やママ友などに協力してもらい、次女のメガネ姿を本人の前でほめてもらうなどして、なんとか本人が嫌がらずにかけられるように工夫をしてきました。
しかしある日のこと、眼科に検査に行った際に、ほかの患者のおばあさんが次女を見て、こんな言葉をかけたそうです。
「こんな小さいのに、メガネなんてかわいそうねぇ」
そのひと言を聞いて次女は「保育園に行きたくない!」と泣き出してしまったといいます。
その後、投稿者さんや周囲のフォローもあって、なんとか心を落ち着かせることができた次女。
おばあさんのひと言は悪気がなかったにせよ、幼い心に深く傷つくものだったのでしょう。
「みんなの協力で本人はメガネを気に入ってくれていただけに、ただただ悲しい」と語った投稿者さん。また今回の件で、「意図をせず人を傷つけてしまうことは自分にもある」と考えさせられたといいます。
投稿を読んだ人たちからは、たくさんの励ましのコメントが寄せられました。
・「小さいのにかわいそう」ではなく、「小さいのに眼鏡が似合ってて最高にかわいい」といってあげたいですね。
・高校生の娘も3歳からずっとメガネでした。大きくなると、メガネっ子も増えるので大丈夫!
・同じ親として胸がキュッとなりました。心から応援しています!
ひと昔前は、「小さな子供がメガネをかける」というのは珍しいことだったのかもしれません。
しかし今では、子供の弱視についてより広く認識されるようになり、早期発見・治療の重要性も知られるようになりました。
おばあさんの「かわいそう」という言葉は、現状をよく知らないからこその、発言だったのかもしれませんね。
自分の発した何気ないひと言によって、誰かを勇気付ける場合もあれば、逆に傷付けてしまう場合もあるでしょう。
相手の気持ちをよく考えて、想像力を働かせることが大切ですね。
[文・構成/grape編集部]