「役所なんか行けないよ、言えないし、借金あるし…」 ドラマ『コウノドリ』に涙が止まらない By - grape編集部 公開:2015-10-19 更新:2018-06-26 お母さんお父さんコウノドリドラマ出産子ども子育て Share Tweet LINE コメント 出産は病気ではない だから皆 幸せなものだと思い込んでいる 多くの妊娠 出産を見れば見るほど思う 出産は奇跡なんだ 今秋始まった新ドラマ『コウノドリ』。 産婦人科を舞台に、出産にスポットを当てて、出産の素晴らしさと大変さを伝えるドラマです。 原作は、漫画家・鈴ノ木ユウさんの、漫画『コウノドリ』。自身の子供が生まれたときに感じた「人生においてこれ以上ない感動」を描いています。 第一話は、出産ギリギリまで産婦人科に受診しなかった(できなかった)、未受診妊婦さんのお話。 子供の父親は結婚する気も、もちろん子供を育てる気もない男性。借金を抱えていた母親は、産科検診も受けず妊娠週数も不明のまま出産のときを迎えることになりました。 あまりにもリアルな設定と、切実な母親の叫びは、放送と同時に多くの意見が寄せられました。 「そんなのまっとうに生きてる人の話でしょ!」 「お金がなくても、母子手帳もらえば無料の診察チケットついてるし、出産費用を肩代わりしてくれる助産制度もあったのに」「そんなのまっとうに生きてる人の話でしょ」「手続きさえすれば誰でももらえるのよ」「役所なんか行けるわけないじゃん。言えないし、借金あるし…」泣けた。 #コウノドリ— 西森路代 (@mijiyooon) 2015, 10月 16 これを地上波で流してくれるとは 「そんなのまっとうに生きている人の話でしょ…役所なんか行けるわけないじゃん!」これを地上波で流してくれるとは。 #コウノドリ— dicegeist (@dicegeist) 2015, 10月 17 どれだけあの立場に近い女の人がいるんだろう… 未受診の女の人の叫びが辛い。そりゃ、したことは褒められたことじゃないのかもしれない。けど、当人でない第三者が何を言えるだろう。どれだけ、不安だったろう。現実にも、どれだけあの立場に近い女の人がいるんだろうと考えてしまう。 #コウノドリ— 波多野彩夏 (@hatano_ayaka) 2015, 10月 16 現代における難しい題材を、脚色したり無理やりハッピーエンドにしたりせず、ありのままの姿を映し出した内容は、多くの人の心に響きました。 また、「本当に自分たちの現場を見ているようで涙が止まらなかった」と、産科医療従事者の方々の声も多く寄せられています。 家庭が成り立ってるのは妻のお陰。どこまでもリアルなコウノドリ。 ドラマの中で、何度も入る緊急の呼び出し。実際に新生児科医で働く男性からは…。 自分は娘の運動会中に病院から呼ばれ消え去り、七五三の前撮り中に病院から呼ばれ消え去り、友人のファミリー同士で行く予定のしまじろうコンサートには自分だけ不参加。 娘の誕生日に帰れないのは新生児科医ならよくある事。家庭が成り立ってるのは妻のお陰です。どこまでもリアルなコウノドリ。— ふらいと13 (@doctor_nw) 2015, 10月 16 産科の先生達の苦労と苦悩 原作を読んだ助産師さんからは、実態をふまえた上で「そのリアルがしっかりと描かれている」と、このストーリーが現場を知るキッカケになるのでは、という意見が。 産婦人科で助産師をしています。 妊娠は、”おめでたいこと”ではあるけれど、何があるか分かりません。 でも、そういうことを母親学級や妊婦健診で言うと、”そんなことは聞きたくない!”と言われることがあります。 じゃあ何が聞きたいのかと聞けば、”安定期には海外に旅行に行っていいか?”や、 ”一人目は骨盤が狭くて帝王切開したけれど、今回は絶対自然分娩がしたい!出来ますよね?!”や、”タバコは何本までなら吸ってもいいですか?”など… 何事もなく無事に産まれるのが当たり前。何かあればそれはすべて医療ミス!そんな風潮が変わらない限り、産科の先生は減っていくだろうし、分娩する場所も減ってきます。 今頑張ってくれている産科の先生達の苦労と苦悩を、分かって欲しいと思います。 Amazon レビュー ーより引用 このドラマでは、産婦人科医で働く人たちも、そこへ来る母親たちも、父親も。それぞれが色々な想いを抱えて必死で生きていました。 生命の誕生は奇跡なのだと、そう感じさてくれる、あたたかくてどこまでもリアルなドラマ。今までにない感動を届けてくれるのではないでしょうか。 原作者、鈴ノ木ユウさんからメッセージ 妻に本当に感謝しています。 なので今でも頭があがりません…だから、妊娠・出産がこれからの人は旦那さんと一緒に、これからのことを想像しながらドラマ「コウノドリ」を観て頂きたいです。 そして妊娠・出産を経験した人は、家族みんなでドラマ「コウノドリ」を観て、いろいろあったことを思い出して、家族の大切さを再確認してもらえるとすごく嬉しいです。 コウノドリ ーより引用 出典コウノドリ/@dicegeist/@hatano_ayaka/@doctor_nw/@mijiyooon/TBS コウノドリ/Amazon Share Tweet LINE コメント
出産は病気ではない だから皆 幸せなものだと思い込んでいる
多くの妊娠 出産を見れば見るほど思う
出産は奇跡なんだ
今秋始まった新ドラマ『コウノドリ』。
産婦人科を舞台に、出産にスポットを当てて、出産の素晴らしさと大変さを伝えるドラマです。
原作は、漫画家・鈴ノ木ユウさんの、漫画『コウノドリ』。自身の子供が生まれたときに感じた「人生においてこれ以上ない感動」を描いています。
第一話は、出産ギリギリまで産婦人科に受診しなかった(できなかった)、未受診妊婦さんのお話。
子供の父親は結婚する気も、もちろん子供を育てる気もない男性。借金を抱えていた母親は、産科検診も受けず妊娠週数も不明のまま出産のときを迎えることになりました。
あまりにもリアルな設定と、切実な母親の叫びは、放送と同時に多くの意見が寄せられました。
「そんなのまっとうに生きてる人の話でしょ!」
これを地上波で流してくれるとは
どれだけあの立場に近い女の人がいるんだろう…
現代における難しい題材を、脚色したり無理やりハッピーエンドにしたりせず、ありのままの姿を映し出した内容は、多くの人の心に響きました。
また、「本当に自分たちの現場を見ているようで涙が止まらなかった」と、産科医療従事者の方々の声も多く寄せられています。
家庭が成り立ってるのは妻のお陰。どこまでもリアルなコウノドリ。
ドラマの中で、何度も入る緊急の呼び出し。実際に新生児科医で働く男性からは…。
産科の先生達の苦労と苦悩
原作を読んだ助産師さんからは、実態をふまえた上で「そのリアルがしっかりと描かれている」と、このストーリーが現場を知るキッカケになるのでは、という意見が。
このドラマでは、産婦人科医で働く人たちも、そこへ来る母親たちも、父親も。それぞれが色々な想いを抱えて必死で生きていました。
生命の誕生は奇跡なのだと、そう感じさてくれる、あたたかくてどこまでもリアルなドラマ。今までにない感動を届けてくれるのではないでしょうか。
原作者、鈴ノ木ユウさんからメッセージ