ガザからTwitterに投稿し続ける16才の少女。明日死ぬかもしれないのに By - grape編集部 公開:2014-08-03 更新:2018-05-29 ガザ子ども寄付戦争 Share Tweet LINE コメント 戦闘開始から20日以上が過ぎ、死者も1600人を超えた。1日の一時停戦もわずか数時間であっけなく崩壊し、安全な場所などどこにもない状態だ。 実質46万人が何らかの形での避難生活を余儀なくされ、家を失った人は6万人にのぼる。 そんなガザで、明日死ぬかもしれない状況のなか、Twitterでメッセージを送り続けている16才の少女がいる。ガザ地区に住むファラ・ベイカーちゃんだ。 投稿の内容は、平和な日本に暮らす私たちには想像することが難しいほどの、16才の少女が見て、聞いた、生々しい戦争の内情だ。 「妹は砲撃の度に耳をふさいで、爆撃音が聞こえないように叫ぶの」 「私の6歳になる妹も、戦争を3回経験しているわ」 「爆撃音に我慢できなくて涙が出てきた。耳が聞こえなくなりそうだわ!」 「近所で砲撃が激しくなってきた。この戦争で一番ひどいわ。もしかしたらこのまま殉教死してしまうかもしれない」 「(写真を添付して)家のすぐ外で爆撃を受けた車よ」 彼女が、こんな状況でTwitterで世界中に向けてメッセージを送り続ける理由、それはカザ地区とその市民が支援を受けられるように、ただその一心でだ。ファラ・ベイカーちゃんの次の投稿を見たとき、私は胸が締め付けられるような思いがした。 「私はガザに住む16歳のファラ・ベイカーです。私が生まれてから、3つの戦争を生き抜いてきました。もう、これで十分です。ガザを救って!」 空爆によりライフラインが破壊され、70%以上の人は安全な水の確保すら難しい状況だ。 海岸沿いの狭い土地であるガザ地区の人口の半数は、18歳未満の子どもたちです。これまでに2000人近い子どもたちが負傷し、300人以上が死亡した。 平和な日本で暮らす私たちにできることは本当に限られているが、ガザでは緊急の支援を必要としている。毎日のニュースで目にしているガザの訃報を眺めるだけでなく、一人でも多くの人が協力してくださることで、一人でも多くの子供を救うことができればと願ってやまない。 日本ユニセフ協会 人道危機緊急募金 出典 日本ユニセフ・YouTube1・2・dailymail.com Share Tweet LINE コメント
戦闘開始から20日以上が過ぎ、死者も1600人を超えた。1日の一時停戦もわずか数時間であっけなく崩壊し、安全な場所などどこにもない状態だ。 実質46万人が何らかの形での避難生活を余儀なくされ、家を失った人は6万人にのぼる。
そんなガザで、明日死ぬかもしれない状況のなか、Twitterでメッセージを送り続けている16才の少女がいる。ガザ地区に住むファラ・ベイカーちゃんだ。 投稿の内容は、平和な日本に暮らす私たちには想像することが難しいほどの、16才の少女が見て、聞いた、生々しい戦争の内情だ。
「妹は砲撃の度に耳をふさいで、爆撃音が聞こえないように叫ぶの」
「私の6歳になる妹も、戦争を3回経験しているわ」
「爆撃音に我慢できなくて涙が出てきた。耳が聞こえなくなりそうだわ!」
「近所で砲撃が激しくなってきた。この戦争で一番ひどいわ。もしかしたらこのまま殉教死してしまうかもしれない」
「(写真を添付して)家のすぐ外で爆撃を受けた車よ」
彼女が、こんな状況でTwitterで世界中に向けてメッセージを送り続ける理由、それはカザ地区とその市民が支援を受けられるように、ただその一心でだ。ファラ・ベイカーちゃんの次の投稿を見たとき、私は胸が締め付けられるような思いがした。
「私はガザに住む16歳のファラ・ベイカーです。私が生まれてから、3つの戦争を生き抜いてきました。もう、これで十分です。ガザを救って!」
空爆によりライフラインが破壊され、70%以上の人は安全な水の確保すら難しい状況だ。
海岸沿いの狭い土地であるガザ地区の人口の半数は、18歳未満の子どもたちです。これまでに2000人近い子どもたちが負傷し、300人以上が死亡した。
平和な日本で暮らす私たちにできることは本当に限られているが、ガザでは緊急の支援を必要としている。毎日のニュースで目にしているガザの訃報を眺めるだけでなく、一人でも多くの人が協力してくださることで、一人でも多くの子供を救うことができればと願ってやまない。
日本ユニセフ協会 人道危機緊急募金