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試合中に起きた偶然が、ある少年の「悲しい想い」を笑顔に変える

By - grape編集部  公開:  更新:

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いつも通りだったある選手の行動が、一人の少年にかけがえのない思い出を残してくれました。

毎年、9月から12月まで開催される、NFLアメリカンフットボールリーグ。最上位のチームたちが1位を巡って争うシーズンです。

その中、開幕から8連勝を記録しているチーム、カロライナ・パンサーズ。2015年11月8日に行われた、グリーンベイ・パッカーズとの試合中に起きた出来事です。

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パンサーズで、クォーターバックを務めているキャム・ニュートン選手は、チームがタッチダウンを決めたとき必ずある行動をします。

それは、観客席にいる子供にボールをプレゼントすること。

この日も同じでした。チームのみんなと、一生懸命にタッチダウンさせたボールを、子供のファンにあげようとしたニュートン選手。

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でも、そのボールを先に取ったのは、相手の選手でした。「そのボールを俺に渡してくれ」と声をかけたとたん…。

点数を取られて腹が立っていた彼は、遠くへ投げてしまったのです。マナーのない行動で、場の雰囲気は荒くなり、喧嘩になってもおかしくありませんでした。

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しかし、ニュートン選手は問い詰めることよりも、先にボールを拾うことを選びました。1秒でも早く、子供にプレゼントしたいと思っていたのかもしれません。

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彼がボールを渡したのは6歳の少年、コリン君です。もちろんニュートン選手は、コリン君について何も知りませんでした。

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パンサーズの大ファンだった、コリン君とお父さん。今年のパンサーズの試合には、絶対に連れて行ってあげると、お父さんと約束を交わしていたそうです。

しかし、2015年9月30日、お父さんは息子との約束を守れず、天国へ旅立ってしまいました。

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6歳の少年にとって、そう簡単に受け入れられることではありません。コリン君は、お父さんがいなくなったことで、とても悲しんでいました。

そんな彼を慰めようと、お父さんの友人たちは、試合のチケットをプレゼントすることにしました。そうして祖母と訪れた「お父さんと来るはずだった試合」、むしろ寂しい思い出になってしまうかもしれませんでした。

でも、その心配はなかったようです。ニュートン選手から、幸運にもボールをもらったコリン君は大喜び!!ずっとピョンピョン飛びながら、こう話していたそうです。

「どうしよう、どうしよう!ぼくあの巨大スクリーンに映るの?それともテレビに映るの??」

偶然のような、必然のようなこの出来事に、人々は「よかったね」「ニュートン最高!」とコメントしています。

知らなかったとは言え、日ごろから子供たちを思っていた彼の気遣いに、コリン君は笑顔を取り戻しました。

パンサーズの公式ツイッターでは、コリン君にこう伝えています。

心配しないで、私たちがそばにいるから。

ニュートン選手が、残りの試合を無事に終えますように、そして、これからもコリン君の毎日が、楽しいことでいっぱいになりますように願います。

出典
@PanthersCam Newton goes out of way to give fan a souvenir

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