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「ぼくと同じだ」夫婦が養子に迎えた少年、おじいさんの腕をひたすら撫でる

By - grape編集部  公開:  更新:

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写真はイメージです。

カナダに住んでいる、妻のレズリーさんと、夫のダグさん。二人は、カザフスタンの孤児院で育った4歳の男の子を引き取りました。

少年の名前は、キリル君。彼は生まれつき、右腕の半分がありません。体を洗う余裕もない孤児院での暮らし…。障がいを持っていることを理由に、養子縁組は何度も断られたそうです。

でも、養子をとる手続きを進め、写真でキリル君を知った夫婦は迷いませんでした。

夫のダグさんは、こう確信しました。

「この子は父のように立派に育っていってほしい。きっとそうなる。」

ダグさんの父親である、クリスさん。彼はキリル君と同じく、生まれながら右腕に障がいを持っています。

にもかかわらず、彼はパラリンピックに参加し、今でも活動している成功した自営業者です。障がいを克服し、堂々と生きる道を歩み続けて来ました。

そんな父は、ダグさんにとって英雄でした。

「私の父親は、障がいは大した問題にならないことを示してくれた人だ。私の息子にもおじいさんのように、堂々と生きて行ってほしい。」

クリスさんも、息子から見せてもらったキリル君の写真に、しばらく涙が止まらなかったそうです。

2015年9月、夫婦の元にカザフスタンからやってきた、キリル君が到着しました。初めて出会った家族たちの姿に、キリル君も笑顔に。

自分と同じ手を持っているクリスさんの腕を、キリル君は優しく撫でていたそうです。見つめて来るキリル君の瞳を見て、また涙を流すクリスさんでした。

「私ができることは、キリル君も全部できるはず。だから、孫のためにこれからも全てのことに最善を尽くすと決めた。」

「障がい」を理由に、実の親から手放されてしまったキリル君…。しかし今、彼の毎日は、常に両親とおじいさんが注いでくれる愛情に包まれています。大好きなことは、お風呂に入ること。

大好きな家族の支えを受け、キリル君は障がいに屈せず、誰よりも明るい人へ育っていくことでしょう。

出典
abc NEWS

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