grape [グレイプ]

離れた友のため「完璧」を演じた女性 真実を知った時、友は…

By - grape編集部  公開:  更新:

Share Tweet LINE

人は長い人生の中で、「早く大人になりたい」と思うこともあれば「もう一度あの頃に戻りたい」と思う時期があるのではないでしょうか。

これから紹介するのは、年齢を超えて友情を育む二人が、それぞれに待ち受ける現実を描いた物語。

制作はドラマ「1リットルの涙」のスタッフ、脚本は「ロングバケーション」や「オレンジデイズ」などを手がけた脚本家・北川悦吏子(きたがわ えりこ)さんです。

見上げた空の向こうにきっとある、彼女の笑顔が勇気をくれる。

舞台は日本と香港。

登場するのは、映画の脚本家を目指す韓国人のエナと、父親の仕事の関係で各地を転々とする日本人の学生リリ

17683_38

父の転勤で香港へ来たリリに、エナが広東語を教えたことがキッカケで二人は出会いました。

夢を追う女性

エナを演じるのは、女優、モデル、歌手として日韓で活躍する知英(ジヨン)さん。

17682_10

エナ

大学卒業と同時に、香港最王手の映画会社の入社試験を受けたエナ。

試験には落ちたものの、まだ映画の世界に未練があるエナは、映画会社の真向かいにあるカフェでバイトしながらチャンスを待っていました。

リリを愛おしく想うエナでしたが、リリには『映画会社で働いている』と、ずっと嘘をついていたのです。

17682_29

「夢は色とりどりで、誰が作っても同じじゃないけど…コーヒーは誰が運んでも一緒だ。」

居場所を探す学生

リリを演じるのは、今作が映画初出演の女優、松風理咲(まつざき りさき)さん。

17682_08

リリ

父親の仕事の都合で、カナダや中国、香港など学校を転々としてきたリリ。何度経験しても、新しい環境はドキドキして慣れることがありません。

授業で当てられた時は、目立たないように分かる問題も分からないふり。不安が募る学校生活で、心の支えは遠く離れた友人のエナだけでした。

17682.26

「エナ、今日私は初めて、分かっていたのに『分かりません』と言ったよ…嘘をついた。」

新しい現実に向かう2人

脚本家の夢を、半ば諦めの気持ちで働いていたエナは、ひょんなことから夢に近付くキッカケに出会います。カフェに来ていた有名な映画監督の名刺を拾ったのです。

17682_34

ダメなことだと分かっていたエナでしたが、思い切って監督に電話。すると、「君の書いたシナリオを送って」と思わぬ返事が返ってきました。

期待を胸に新たな一歩踏み出そうとしたエナ。しかし彼女に待っていたのは、あまりにも厳しい現実でした。

「香港の空はもう真っ暗です、私の空も真っ暗です。」

17682_35

監督から、仕事をあげる代わりに「ある取引」を持ちかけられたエナ。迷いながらも取引に応じようとしたエナに、リリから一通のメールが届きます。

17683_44

そのメールを読んだエナは、ホテルを飛び出し真夜中の香港へ。真っ暗な香港の夜空に自分を重ね、自らの不甲斐なさに涙を流します。

17682_20

「このままではいけない。」そう思ったエナは、リリに真実を打ち明けることにしたのです。

「ありのままでいいんだよ、きっと。」

リリに「映画会社で働いている」と嘘をつき続けていたエナ。

二人の関係が壊れてしまうかもしれない…それでもエナは、リリに嫌われる覚悟で真実を告白することに。その結末は動画にてご覧ください。

相手のことを思ってついた嘘、自分の身を守るためのちいさな嘘。その嘘はいつしか自分を傷つけ、歩みを止めてしまうことも。

しかし、人は応援してくれる人がいる限り、再び歩き出すことができます。

あなたのことを応援してくれる人は誰ですか?

Share Tweet LINE

page
top