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台湾の皆さんありがとう!南三陸に4年半ぶりの公立病院、支援によって再建

By - grape編集部  作成:  更新:

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出典:南三陸町

2015年12月14日、宮城県南三陸町に「南三陸病院・総合ケアセンター南三陸」が開院しました。

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出典:南三陸町

南三陸病院はもともと「志津川病院」という名で運営しており、東日本大震災で全壊。震災当時、5階建てだった病院は津波によって4階まで水に浸かり、患者と看護師合わせて74名が犠牲になりました。

宮城・岩手・福島の各県では6つの公立病院が津波で全壊し、東日本大震災以降、公立病院が再建されるのは初めてのことです。

開院後、近くの病院で仮入院していた患者約30名は、救急車や自衛隊の車両に乗って新しい病院に移動しました。

台湾から22億円以上の義援金

震災後は仮設の診療所や、間借りした隣の市の病院で診療を続けていた医師たち。

多くの人が待ち望んでいた公立病院の再建に力を貸してくれたのは、中華民国紅十字会(台湾赤十字)でした。

約56億円の建設費のうち、22億2千万円を台湾赤十字が支援

「町民人口の30%が65歳以上という高齢化の状況にも対応できるように」と、福祉の需要に応える病院作りの提案などの積極的な協力がありました。

鉄筋コンクリートで作られた3階建ての建物は、延べ床面積8,400平方メートル。介護サービスなどを行う総合ケアサービスも併設。年間で5万人の一般患者を治療でき、3万人以上が入院できる施設を目指しました。

支援への感謝と、病院再建を祝福する町民

支援への感謝の気持ち、そして4年半ぶりに公立病院が復活した喜びを込めて、町民は郷土芸能の太鼓を披露しました。

感謝の気持ちを忘れずに…

台湾赤十字の王清峰会長は、『お互いに感謝の心を忘れず、両国間の友好関係を象徴するものになった』とコメントしています。

台湾と日本が繋いだ絆は、きっと南三陸の街に笑顔を届けてくれることでしょう。台湾の皆さんの善意に、心から感謝いたします!

出典
南三陸町中華民国紅十字会(台湾赤十字)

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