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今日もどこかで消えゆく命がある 幼い命を救う『赤ちゃん縁組』

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:READYFOR

皆さんは、日本で2週間に1人、生まれたばかりの赤ちゃんが亡くなっているのをご存知ですか?それも、公園や海岸などに捨てられて…。

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こうした事実を早急に変えようと、ある団体が立ち上がりました。

「赤ちゃん縁組」

救えるはずの赤ちゃんを助けようと動き出したのは、認定NPO法人フローレンス

フローレンスでは、問題を抱える妊婦の妊娠期から相談に乗り、出産と同時に、子供を望む夫婦に託す「赤ちゃん縁組」事業に取り組んでいます。

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「赤ちゃん縁組」は特別養子縁組制度を事業として運営するもの。30年前から愛知県において実施され、実際に多くの赤ちゃんを助けています。

しかし、現在この取り組みが行われているのは国内で10数団体のみ。「児童相談所の多くは、より命に直結する児童虐待への対応で人手が足りない」(厚生労働省担当)という理由で、行政には十分に波及しなかったのです。

行政からの支援はゼロ

行政からの支援が得られなかったため、赤ちゃん縁組を広げる役割を担ったのは民間ボランティアやNPO団体。そして、心ある産婦人科医や福祉関係者たちが自費で団体を立ち上げ、赤ちゃん縁組を少しずつ広げていきました。

どの団体も「1人でも多くの赤ちゃんを救いたい」という想いで活動していますが、運営に苦心しているそうです。

今日もどこかで人知れず亡くなっている命がある

フローレンスの代表理事、駒崎弘樹さんは2児の父。

もともとは、子育てを取り巻く様々な社会問題を解決する事業を行ってきましたが、『今日もどこかで人知れず亡くなっている命がある』という事実を知り、赤ちゃん縁組事業を始めることにしました。

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駒崎さんは過去に、「おうち保育園」というミニ保育園をモデルケース的に開始し、「小規模認可保育所」という名前で国策化された経験を持ちます。

そこで培ったノウハウを活かし、「モデルケースを創り、政策に反映させる」ことを目標としています。

赤ちゃん縁組事業

フローレンスが窓口になって、予期しない妊娠をした女性、養子縁組を希望する夫婦の縁を繋いでいきます。

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予期しない妊娠に悩む女性達のサポート

予期しない妊娠をしてしまった女性の多くは、貧困や性犯罪被害で心に傷を負い、社会的に孤立しています。

そういった女性達の「中絶できない週数に入ってしまったけど、産んでも育てられない」「健診費用、お産費用がなくて病院に行けない」などの切実な声を、専門のカウンセラーが受け止めます。

その後、電話やメールで継続的に連絡を取りながら病院を紹介。(これらの運営費用は、赤ちゃんと養子縁組するのに必要な費用として育ての親が支払い、生みの親は無料で相談することができます。)

育ての親

養子縁組を希望する夫婦には、赤ちゃん縁組事業についての制度や説明会を実施。育ての親登録をした方々へ研修を行います。

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縁組が終わったから終わりではなく、そこからそれぞれの新たな人生がスタートします。赤ちゃんの命を救うことはもちろん、赤ちゃんを取り巻く環境をサポートしていくことも重要です。

生みの親には社会復帰への支援を、育ての親には子育て支援を行っています。

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今日もどこかで、救えるはずの命が消えていく。そんな現状を変えるため、1人でも多くの人に「赤ちゃん縁組」を知ってほしいと思います。

出典
READYFOR認定NPO法人フローレンス

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