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【マイナス20度】北海道の寒さに凍える『保護猫』…私たちにできること

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:READYFOR

真冬の気温がマイナス20度にもなる、北海道の長沼町。緑豊かな田園地帯ですが、一晩で膝上まで雪が積る豪雪地帯でもあります。

北海道を中心に活動する、認定NPO法人「HOKKAIDOしっぽの会(以下しっぽの会)」。しっぽの会では、自治体などから行政処分される犬猫を引き取り、新しい飼い主へと譲渡しています。

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多くの動物が「しっぽの会」に保護されているものの、施設の老朽化などから、ある問題が起こっています。

始まりは廃墟

長沼町にある保護施設は、「しっぽの会」代表理事の稲垣真紀さんが、個人的に廃墟となっていた豚舎と家屋、3000坪の荒地を購入して作りました。

その後、多くの有志が賛同し保護活動が本格化。2015年11月までに1,150頭余りの犬と570頭余りの猫を保護してきました。

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しかし、猫舎は中古のプレハブを使ったものだったため断熱設備も十分でなく、免疫力や体力の低下した猫たちにとって、施設内の真冬の寒さは耐えがたいものでした。

そうした寒さの中、命を落としてしまう保護猫もいるのが現状です。

飼い主と別れたミミ太

飼い主さんの事情により15歳という高齢で、9月にしっぽの会に保護されたミミ太。

もともと肝臓が悪かったことや飼い主さんと離れた寂しさもありますが、11月に気温が急激に下がるとエサも食べられず、点滴を投与するほど弱ってしまいます。

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スタッフさんが見かねて自宅に連れ帰ったものの、ほどなくして息を引き取ったそうです。

もっと猫舎が暖かかったら、ストレスの少ない環境であれば…。ミミ太はもう少し長生きできたのかもしれません。

保護したはずの小さな命が零れ落ちていく。「むなしさ」と「やるせなさ」に胸が締め付けられます。

命を守るために

水道すら簡単に凍結してしまう真冬の北海道。多くの命を救うためには-20度にもなる外気から、適切に保護猫を守っていかなければいけません。

豪雪地帯で、防寒設備を備えた保護施設を作るには、気密性の高さ、膨大な量の雪に耐えるしっかりとした骨組みなどが必要になります。

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氷点下の中、寒さに耐える野良猫たちにとって、外で生き抜くのは奇跡に近いこと。「しっぽの会」は、こうした猫たちを減らしていく活動も取り組んでいます。

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厳しい環境でも、一生懸命に生きていこうとする命。一頭でも多くの命を救うためにも、こういった取り組みが広がることを願います。

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