油揚げの油抜きをするのはなぜ? メーカーの回答に目からウロコ
公開: 更新:

※写真はイメージ

玄関が寒すぎる! 企業が教える対策に「なるほど」「すぐやります」冬になると、「玄関が寒くて辛い」という悩みを抱く人も多いはず。建築会社がおすすめする、玄関の寒さ対策を紹介します。玄関からくる冷えを緩和し、暖かく過ごせるでしょう。

ティッシュ箱に切り込みを入れて… 試した結果に「ぴったり」「早速試す」使い終わった『ティッシュの空き箱』をリメイクして、片付ける場所に困る『ある食べもの』の収納ボックスに変えてみませんか。
- 取材協力
- 株式会社みすずコーポレーション
油揚げは、きつねうどんやいなり寿司などの料理で活躍する食材です。食感もよく、甘辛く煮て食べるとおいしいですよね。
油揚げを調理する時に「油抜きをしましょう」といわれることがありますが、なぜ油抜きが推奨されるのでしょうか。
大豆を原料とした『凍り豆腐』『油揚げ』『味付け油揚げ』などの商品を製造している、株式会社みすずコーポレーション(以下、みすずコーポレーション)に取材しました。
『油抜き』は調味液を染み込みやすくするため!
みすずコーポレーションに油抜きをする理由を教えてもらいました。
調理をする時に、調味液を染み込みやすくするためです。
油抜きをおこなうことで、柔らかくジューシーな揚げになるといわれています。また、油っぽさも軽減されます。
油抜きをするのは、以下のようなメリットもあるとのこと。
調味液が染み込みやすくなることで、油揚げにもムラなく均等に味が付きやすくなります。少々面倒かもしれませんが、ひと手間かけることで油分をカットできます。
※写真はイメージ
油抜きをしたほうがいい料理とは
みすずコーポレーションによると、油抜きをしたほうがいい料理については、以下が挙げられるそうです。
召し上がる人のお好みにはなりますが、いなり寿司の皮やうどんにのせる場合、巾着料理、鍋料理やおでんなど、調味料や出汁の風味を生かしたい場合は、油抜きをおすすめします。
やはり、油揚げに味をしっかり染み込ませたい料理の場合は、油抜きをおこなったほうがよいようですね。
手軽にできる『油抜き』の方法
また、手軽な油抜きの方法についても教えてもらいました。
お湯を掛けるだけでも油抜きにはなります。
内部の油までは難しいかもしれませんが、表面の油を落とすことで調味液が染み込みやすくなります。
ざるに入れた油揚げに、お湯を掛けるなどが一番手軽でしょうか。
料理が水っぽくならないように、少し冷ましてから水気をしっかり切ることをおすすめします。
すぐに使用したいという場合は、ざるに入れてお湯を掛けた油揚げを、お玉の底などで、優しく押して水気を切るなどの方法もあります。
油抜きは、油揚げに味を染み込ませるために大切なポイントです。面倒くさいと思う人は「お湯を掛けるだけでも油抜きになる」とのことですので、ぜひ試してみてください。
[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]