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雇い主は言葉を失った 少年たちがバイトしたい理由は、お金のためじゃない

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:Facebook

学生にとって夏休みにアルバイトをすることは、お小遣いを稼ぐことが出来るだけでなく、貴重な社会経験ができる機会でもあります。アメリカのジョージア州に住む4人の少年たち、ディリクくん、ジェイレンくん、デズモンドくん、そしてディオンくんも学校が休みになる夏の間に働こうと思い、ある会社に問い合わせをしました

4人がアルバイトを申し込んだのは、【LeGrange Housing Authority】という低所得者に住宅を供給する非営利の会社です。何度も連絡をして、ついに経営者のザ・ザさんとの面接の機会を得た少年たち。ザ・ザさんから、今回アルバイトを申し込んだ理由について聞かれてこう答えました。

「面倒なことに巻き込まれたくないからです。僕たち、ギャングになりたくないんです。」

普通に外で過ごしているだけでいつトラブルに巻き込まれるかわからない。子どもたちにとって決して安全とはいえないそんな環境の中で、自分の身を守り、正しい道を歩んでいくために4人は自ら行動を起こしたのです。

きっと、欲しいものを買うためにアルバイトがしたいのだろう、と思っていたというザ・ザさんは、予想外の彼らの返答に言葉を失ったそうです。そして即答で彼らを雇うことに決めました。

ザ・ザさんは少年たちに役に立つスキルを教えてあげることにしました。在庫の管理の仕方や郵便物の配達、地域の庭園での仕事、そしてにわとりの世話の仕方まで。4人は与えられた仕事に一言も不満を言うことなく、何でも責任をもって取り込んだということです。彼らが楽しそうに働く様子を、ザ・ザさんは自身のFacebookに投稿しています。

一生懸命に仕事に取り組む少年たちをすっかり気に入ったザ・ザさんは、毎日必ず30分は彼らと会う時間を作り、そこで4人にコミュニケーションスキルや人々に感謝することの大切さなどについて教えているそうです。また彼らは【LeGrange Housing Authority】の職員によってテニスやマーシャルアーツ、さらに将来4人が指導者になるために必要なこととして、髪型の整え方や礼儀作法も学べることになりました。

「彼らにはこれからもずっと学ぶこと、そしてスキルを身に着けることを続けていってほしいと思っています。アルバイトをさせてあげることが、彼らが住むこの社会の問題を完全に解決できるわけでないことはわかっています。でも小さなスタートになることでしょう。」

少年たちのことをまるで母親のように温かく見守るザ・ザさん。きっと少年たちは将来、社会のリーダーとして活躍できる立派な大人になることでしょう。

出典
Zsa Zsa Heard

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