大反響「働くママ」の第二弾が不評?「パパにしかできないこと」とは何なのか? By - grape編集部 公開:2015-01-07 更新:2018-05-29 子育て Share Tweet LINE コメント ※写真はイメージ 2014年12月、grapeで紹介し「泣ける」と大変反響のあったショートムービー、サイボウズの「働くママたちに、よりそうことを。」 働くママのリアル、仕事と子育ての両立という現実が、いかに大変なものであるか丁寧に描かれた作品で、YouTubeでの再生回数は61万回を超え、年末にテレビCMとしても放映され現在でも話題となっています。 仕事と育児に奮闘する『働くママ』の姿に涙する。私は大丈夫なのだろうか? https://grapee.jp/22774 この動画のスピンオフムービー「パパにしかできないこと」が1月5日に公開されました。しかし、視聴者からは「共感できない」と不評の声もあるようです。 ムービーは、女優・西田尚美さん演じる「大沢綾子」の職場で、同僚男性とのやり取りから始まります。 男性が自身の子どもの映像を大沢に見せ、保育園へ送ってきたことを告げる。 大沢「お、イクメンしてるねぇ〜」 男性「結構色々手伝ってるんだけどさ、なんかいつも怒られるんだよね」 大沢「手伝うねぇ…」 ここで「手伝うとはなんだ!」と怒りだしたら共感を得られていたのかもしれません。 サイボウズのCMの第2弾にがっかりです。父親が育児を手伝う、、、手伝うね、、、(ため息)じゃなくて、誰の子と思ってるんじゃああああ手伝うじゃなくて分担やろおおおとブチ切れて欲しかった— yukie (@ang_yuk) 2015, 1月 7 しかし、大沢は「ありがたいと思ってると思うよ。ただ、ママって大変だからね」と続けます。そして「みんなが本当にしてほしいのは、実はママのケアなのかも」とママへの労りを求めます。 働くママはパパに何を望んでいるのか、これは”ママ”によってぞれぞれ意見が分かれるところであり、パパの育児への参加がどの程度なのかによっても様々、それをひとつの”要望”へ導いてしまえば、当然共感は得られないのかもしれません。 大沢「奥様のこと、だっこしてあげられるのは、あなただけなんですよ〜」 大沢と同じように「ママへのケア」を求める人もいるでしょうし、「物理的にパパでもできることを、なぜママだけがやっている前提なのか?」と疑問に思う人もいるでしょう。 ムービーとしては、パパができること「仕事、家事、育児は当然」として、「それ以外には何か忘れていることはありませんか?」というテーマだったと予測できますが、パパの育児シーンが何も映されていないため、また、第一弾ムービーの印象から「ぎゅーで解決するのか?」とママから反感を買っているようです。 Twitter上では様々な意見が上がっています。 サイボウズ動画続編。 …夫に抱っこなんてしてほしくないわ。 それなら少しでも子どもを抱っこしてほしいわ。 夜中の寝かしつけも離乳食も、産む以外は、なんなら親じゃなくたってできるんだよ。 保育園を送るだけで育メンだねー、って…ほんとにこんなこと思うWMなんているのかね。_| ̄|○— フム (@fumy23e) 2015, 1月 7 サイボウズはアンサーしないのかな?女の人は傾聴を求めるから「寄り添い」がアンサーだと思うのかなあ。手を動かさない夫に寄り添われたってウザいだけだと思うけど。「ぎゅっとしてほしいだけ」って馬鹿にしてんのかと思ってしまう。— 千葉ケメ子 (@Kemeko1983) 2015, 1月 7 子どもは1人でにやってくるわけじゃないんだよ! 妻にしかできないことなんて妊娠と出産だけなんだよ!! あとは夫でもできるの! やれ! 馬鹿野郎!! 疲弊してるときに抱っことかいらねんだよ雑魚が!!! ←サイボウズのCMを観て^^— りすきぃ ԅ(°Д°ԅ)))) (@riskyspeeder) 2015, 1月 7 サイボウズの動画、第二弾は正直がっかりした。ちょっと前にあったパンパースの動画もだけど、ママにサプライズとかママを抱っこなんかじゃなくて、夫にもちゃんと当事者意識を持って育児に取り組んで欲しいんだよね。ただただそれだけ。だって、自分の子供でしょうよ。— クルクル (@krttn78) 2015, 1月 7 サイボウズ、「手伝う~?」でキレる展開かと私も思ったわ。確かにがっかりしたけど、でもサイボウズみたいなオフィスでの知名度が高い会社が、この問題に取り組もうとしてるのは素敵だと思うなあ。炎上しやすい案件ですし…懲りずに、長い目で、がんばって!— たまき (@tamaki83) 2015, 1月 7 「ママへのケア」は必要なもののひとつであることは確かです。しかし、それは「だっこ」ではなく「何者にも邪魔されないママだけの時間」を作ることなのかもしれません。 ただ、こうやって「働くママ」の現実が伝えられることで、SNSを通じて多くの意見や現状が引き出され、会社組織や多くの人が触れる機会が増えることは、とても有意義なことではないでしょうか。 出典 サイボウズワークスタイルムービー「パパにしかできないこと」 Share Tweet LINE コメント
2014年12月、grapeで紹介し「泣ける」と大変反響のあったショートムービー、サイボウズの「働くママたちに、よりそうことを。」
働くママのリアル、仕事と子育ての両立という現実が、いかに大変なものであるか丁寧に描かれた作品で、YouTubeでの再生回数は61万回を超え、年末にテレビCMとしても放映され現在でも話題となっています。
仕事と育児に奮闘する『働くママ』の姿に涙する。私は大丈夫なのだろうか?
https://grapee.jp/22774
この動画のスピンオフムービー「パパにしかできないこと」が1月5日に公開されました。しかし、視聴者からは「共感できない」と不評の声もあるようです。
ムービーは、女優・西田尚美さん演じる「大沢綾子」の職場で、同僚男性とのやり取りから始まります。
男性が自身の子どもの映像を大沢に見せ、保育園へ送ってきたことを告げる。
大沢「お、イクメンしてるねぇ〜」
男性「結構色々手伝ってるんだけどさ、なんかいつも怒られるんだよね」
大沢「手伝うねぇ…」
ここで「手伝うとはなんだ!」と怒りだしたら共感を得られていたのかもしれません。
しかし、大沢は「ありがたいと思ってると思うよ。ただ、ママって大変だからね」と続けます。そして「みんなが本当にしてほしいのは、実はママのケアなのかも」とママへの労りを求めます。
働くママはパパに何を望んでいるのか、これは”ママ”によってぞれぞれ意見が分かれるところであり、パパの育児への参加がどの程度なのかによっても様々、それをひとつの”要望”へ導いてしまえば、当然共感は得られないのかもしれません。
大沢「奥様のこと、だっこしてあげられるのは、あなただけなんですよ〜」
大沢と同じように「ママへのケア」を求める人もいるでしょうし、「物理的にパパでもできることを、なぜママだけがやっている前提なのか?」と疑問に思う人もいるでしょう。
ムービーとしては、パパができること「仕事、家事、育児は当然」として、「それ以外には何か忘れていることはありませんか?」というテーマだったと予測できますが、パパの育児シーンが何も映されていないため、また、第一弾ムービーの印象から「ぎゅーで解決するのか?」とママから反感を買っているようです。
Twitter上では様々な意見が上がっています。
「ママへのケア」は必要なもののひとつであることは確かです。しかし、それは「だっこ」ではなく「何者にも邪魔されないママだけの時間」を作ることなのかもしれません。
ただ、こうやって「働くママ」の現実が伝えられることで、SNSを通じて多くの意見や現状が引き出され、会社組織や多くの人が触れる機会が増えることは、とても有意義なことではないでしょうか。