猫のいる部屋でアロマは危険! 知っておいて欲しい、アロマオイルと猫の関係 By - grape編集部 公開:2015-03-13 更新:2018-05-22 アロマ猫 Share Tweet LINE コメント ご自宅でアロマを焚いて、香りを楽しんでいる方も多いと思います。ですが、アロマテラピーに使う「エッセンシャルオイル(精油)」が、猫にとって大変危険で中毒を引き起こした例があることをご存知でしょうか? 猫が精油を直接舐めて死亡した例だけでなく、長期間アロマを焚いた部屋に住んでいただけで肝臓を悪くした例もあるそうです。 どうしてアロマが危険なの? 猫にとって精油が危険となる理由は、猫の肝臓の仕組みが人間とは違うからです。肝臓には「解毒」という役割がありますが、肉しか食べない完全肉食動物である猫はそもそも植物を食べないので、植物からできている精油の中の毒素を「解毒」する機能が少ないのです。 もちろん全ての植物や精油が猫にとって危険というわけではありません。ですが、どの精油が危険なのか不明な状態では、猫のいる部屋でアロマを焚くことは避けた方がよいでしょう。 アロマを日常的に焚きたい場合には、猫が絶対に精油を舐めないように管理してください。そして、アロマを使用した部屋に猫を入れる前には、よく換気をするようにしてください。 犬用の医薬品も時には危険 このことは精油だけでなく、犬等の別の動物用のサプリメント・医薬品でも同じことがいえます。せっかく猫ちゃんのためにと思ってしたことが、かえって健康を害してしまうことになったら悲しいですよね。 猫ちゃんに何かを与える時には、必ず獣医師さんに相談しましょう。家族の一員として、いつまでも一緒に気持ちよく過ごしてくださいね。 出典 日本アニマルアロマセラピー協会 Share Tweet LINE コメント
ご自宅でアロマを焚いて、香りを楽しんでいる方も多いと思います。ですが、アロマテラピーに使う「エッセンシャルオイル(精油)」が、猫にとって大変危険で中毒を引き起こした例があることをご存知でしょうか?
猫が精油を直接舐めて死亡した例だけでなく、長期間アロマを焚いた部屋に住んでいただけで肝臓を悪くした例もあるそうです。
どうしてアロマが危険なの?
猫にとって精油が危険となる理由は、猫の肝臓の仕組みが人間とは違うからです。肝臓には「解毒」という役割がありますが、肉しか食べない完全肉食動物である猫はそもそも植物を食べないので、植物からできている精油の中の毒素を「解毒」する機能が少ないのです。
もちろん全ての植物や精油が猫にとって危険というわけではありません。ですが、どの精油が危険なのか不明な状態では、猫のいる部屋でアロマを焚くことは避けた方がよいでしょう。
アロマを日常的に焚きたい場合には、猫が絶対に精油を舐めないように管理してください。そして、アロマを使用した部屋に猫を入れる前には、よく換気をするようにしてください。
犬用の医薬品も時には危険
このことは精油だけでなく、犬等の別の動物用のサプリメント・医薬品でも同じことがいえます。せっかく猫ちゃんのためにと思ってしたことが、かえって健康を害してしまうことになったら悲しいですよね。
猫ちゃんに何かを与える時には、必ず獣医師さんに相談しましょう。家族の一員として、いつまでも一緒に気持ちよく過ごしてくださいね。