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来年には『ネットニュース』が『テレビニュース』を上回る? 【木村太郎のNon Fake News#7】

By - ホウドウキョク  作成:  更新:

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大統領選が変えたアメリカ人の意識

ホウドウキョク 3 Lines Summary

  • ニュースをオンラインで知る人が昨年より一気に増えた
  • 大統領選でテレビは反トランプで独善的だった
  • その反動で好みのニュースを得られるオンラインに切り替えた

高齢者もネットでニュースを得る人が急増

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テレビ・ニュースとインターネット・ニュースの力関係が逆転しそうだ。

と言っても米国での話だが、世論調査会社「ピュー・リサーチ・センター」が行った調査で「ニュースをどのメディアで知るか?」という問いに対して「テレビで知る」という者が50%であったのに対し「オンラインで知る」という者は43%にのぼった。昨年行った同じ調査では「テレビ」とした者が57%「オンライン」が38%で、その差が19%あったのがいっきに7%差に縮まった。

「来年には『オンライン』が『テレビ』を上回るのは間違いない」
ワシントン・エグザミナー紙電子版はこんな刺激的な見出しでこのニュースを伝えた。

注目すべきは、「オンライン」派が高齢者層にも広がっていることだ。昨年までは「オンライン」派は50歳以下の年齢層に限られていたが、今年は50~64歳でも「オンライン」派が「テレビ」派にその差9%まで差を縮め、65歳以上でも「オンライン」派が急増している。

独善的なテレビニュースから好みのニュースサイトへ

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ではなぜ米国民が情報源を「テレビ」から「オンライン」に変えたのだろうか?

「ピュー・リサーチ・センター」はそこまでは分析していないが、昨年から今年にかけての米国の最大のニュースは「トランプ大統領の誕生」だ。このニュースをめぐって米国のテレビは、FOXニュースを唯一の例外としてほとんどすべてのチャンネルが選挙中からトランプ候補に反対し、当選後もトランプ大統領の揚げ足取りのような報道を続けて大統領支持者から「フェイク・ニュース(嘘ニュース)」と批判されていた。

一方「オンライン」のニュースサイトは、トランプ支持の「ブライトバート・ニュース」から反対派の「ハフィントン・ニュース」まで多種多様だ。利用者は自分の主義主張に合ったニュース・サイトで情報に接することができる。

つまり、米国民は独善的なテレビ・ニュースに見切りをつけて好みのニュース・サイトに情報源を切り替えたのではなかったか。

ちなみに、この調査で他のメディアについても調べたが、「ラジオ」は25%で昨年と変わらず、新聞は18%で微減だった。

情報は「オンライン・ニュース」からという時代を迎えようとしているわけだが、そういえば「ホウドウキョク」は日本の代表的なニュースサイトだ。コラムを書いているから「ヨイショ」するわけではないが、前途洋々と言えるのではないか。

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出典
来年には『ネットニュース』が『テレビニュース』を上回る? 【木村太郎のNon Fake News#7】

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