ロシア国防省、米IS支援の「反論の余地のない証拠」としてゲーム画像を投稿

ユーチューブ上で航空爆撃ゲームの画面映像を見る米ワシントンD.C.のジャーナリスト(2017年11月14日撮影)。(c)AFP

【AFP=時事】ロシア国防省は14日、米国が中東でイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」を支援している証拠だとして複数の白黒画像をインターネット上に投稿したが、うち1枚がテレビゲームの画面をキャプチャーしたものだとの指摘がなされた後、画像を削除した。

同省はツイッター(Twitter)とフェイスブック(Facebook)の公式アカウントに画像を投稿し、今月9日にシリア・イラク国境付近で撮影された「米国がIS戦闘部隊を支援していることを示す反論の余地のない証拠」だと説明した。

しかし間もなく、ロシアの調査サイト「コンフリクト・インテリジェンス・チーム(Conflict Intelligence Team)」や、多くのソーシャルメディア利用者によって、このうち1枚が戦争ゲーム『AC-130 Gunship Simulator: Special Ops Squadron』の画面と一致することが明らかにされた。

残りの画像についても、イラク国防省が昨年公開した動画をキャプチャーしたものとみられている。

その後、一連の画像はアカウントから削除された。さらに数時間後、ロシア国防省は「間違い」があったとして別の画像を公開。これらの画像は米国によるIS支援の「反論の余地のない証拠」だと主張した。

ロシア当局の声明によれば、同省は「間違って」画像を添付した軍属を調査しているという。

ロシア軍当局は「11月9日に米軍司令部がISIL(イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の別称)への攻撃を拒否したことは、会話の文字記録として残された確かな事実だ」と主張している。

一方、在ロシア米国大使館はツイッター上で、ロシア国防省の主張は「無意味」だと一蹴。米国防総省もロシア側の主張を断固否定している。

AFPBB News

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