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ソフトバンク・内川 高校時代、所属する野球部の監督だった父に言われた厳しい言葉

By - ニッポン放送  作成:  更新:

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写真提供:産経新聞社

昨日、メットライフドームで行われた、西武 対 ソフトバンク戦。8回、この日4度目の打席に立った内川聖一選手。西武・武隈からセンター前にヒットを放って、史上51人目の通算2,000本安打を達成しました。

しかし、この1本までが長かった。3日のロッテ戦で1,998本目を打ち、「あと2本」の状態で、本拠地・福岡に戻った内川。オリックス3連戦でアッサリ決めると思いきや……この3試合で打ったヒットは、5日の1本だけ。王手を掛けただけに終わり、地元での達成を逃してしまいました。

惜しかったのは、6日の試合です。3点ビハインドで迎えた9回ウラ、ツーアウトから3人のバッターが粘り、内川に満塁で打席を回してくれました。もしホームランを打てば「逆転満塁サヨナラホームランで、2,000本安打達成」という劇的なシーンになったのですが、結果はライトフライでした。

試合後、

「つくづく、残念な男です」

と自嘲気味にコメントしましたが、昨日、王手を掛けてから15打席目にようやく記録達成。試合後の

「やっと、やっと打てた。しんどかった!」

には、実感がこもっていました。

この快挙を誰より喜んでくれたのは、その瞬間を見届けようと所沢まで遠征し、スタンドで観戦していた父・一寛(いっかん)さんと、弟の洋平さんです。

実は、内川と一寛さんはかつて、大分工業高校野球部の監督と選手でした。遅れて入学した洋平さんとともに、親子で甲子園を目指していた間柄。内川が野球部に入部したとき、一寛さんはこう言いました。

「お前が他の選手と同じ実力なら、お前を絶対に使わない。10人が10人、お前のほうが上手いと言わなければダメだ!」

外では「お父さん」ではなく「内川先生」と呼ばせ、家では一切話をせず、食事も一緒にしないよう、わざと帰宅時間をずらしていたという一寛さん。

結局、甲子園には行けませんでしたが、高校時代に息子に課した猛特訓が、プロになって大きく花開いたのです。もっとも、内川にとって2,000本はあくまで通過点。連続日本一に向かって、明日からまた戦いは続きます。

5月10日 飯田浩司のOK! Cozy up!「スポーツアナザーストーリー」

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ソフトバンク・内川 高校時代、所属する野球部の監督だった父に言われた厳しい言葉

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