grape [グレイプ]

「僕を嫌いにならないで」虐待された犬のために撮る、奇跡の一枚とは

By - grape編集部  公開:  更新:

Share Tweet LINE コメント

出典:Sophie Gamand Photography/Facebook

マードックは、アメリカン・ピット・ブル・テリアのワンちゃんです。ニューヨークのロングアイランドにあるシェルターで保護されています。

保護されるまでは、闘犬の噛ませ犬として利用されていました。若い闘犬が自信をつけるために、マードックを噛み続け、傷つけてきたのです。

アメリカでは、ピットブル種は闘犬で危険という偏見が強いそうです。そのため、保護されてもなかなか受け入れてくれる家族が見つからないのが現状…。マードックも同じ境遇にあっています。そこで、ひとりの写真家が、ささやかな手助けをしてくれました。

ソフィー・ガマーン(Sophie Gamand)さんが行っている撮影プロジェクト、「フラワー・パワー」。犬に花の冠を飾り、背景もやわらかいトーンにし、一部の人がもつ勝手な偏見を変えていこうという試みです。マードックもおっとりしているように見えます。

撮影をするために現れたソフィーさん…。マードックと対面すると、傷の多さに驚きが隠せませんでした。しかし、それもその気持ちはそう長く続かなかったそうです。

傷だらけの彼は、部屋の中で一番存在感があったわ。彼の傷跡に注目するのは難しかったです。でもたった数秒で、彼のやさしい性格に癒されて、傷のことなんか忘れちゃったわ。

This Dog's Life ーより引用
14463_04

出典:This Dog's Life

シェルターによると、マードックは人間が大好きで、親しみやすく、トレーナーの後をしっぽを振りながらついていくそうです。とてもおとなしく、自分の食べ物の前に人が来ても、怒ったりすることもないそうです。

アメリカではおよそ100万匹のアメリカン・ピット・ブル・テリアが安楽死されられています。それを少しでも減らすために、ソフィーさんはシャッターをきり続けます。

14463_05

出典:This Dog's Life

「彼を受け入れる人は特別な人でなければいけない。でも、受け入れた人はマードックに愛情のある世界を教えてくれることができます」と語るソフィーさん…。

マードックが、彼に愛をいっぱい注ぎ込んでくれる新しいパートナーに出会えることを、心から祈っています。

出典
This Dog's LifeSophie GamandTown of Hempstead Animal Shelter

Share Tweet LINE コメント

page
top