雪道で車いすが押せずに困っていた母親 見知らぬ人が豪快な方法でピンチを救う By - grape編集部 公開:2018-11-21 更新:2018-11-21 いい話車いす Share Tweet LINE コメント 出典:Shannon Ranger カナダに住むシャノンさんは毎日、6歳の息子、マシューくんを徒歩で学校に迎えに行っています。マシューくんは二分脊椎症(にぶんせきついしょう)という病気を持っているため車いすを使用しているのです。 ある日、いつものように学校へ向かったシャノンさんがマシューくんと一緒に家に帰ろうとした時、予想外のことが起こります。 外に出るとあっという間に雪がたくさん積もっていたのです。 彼女は必死に車いすを押そうとしましたが、積もった雪のせいでなかなか前に進めなかったのだそう。 そこであきらめてタクシーを呼ぼうとしたところ、見知らぬ人がやってきて2人のためにシャベルで雪かきを始めたのです。 Posted by Shannon Ranger on Friday, November 2, 2018 海外メディア『CBS NEWS』によると、彼女がタクシー会社に電話をすると到着するまで25分もかかるといわれ、困り果てていたのだとか。 するとその様子を見ていた近くの家に住む男性が、大きなシャベルを持って助けに来てくれたということです。男性を手伝っている少年はマシューくんのお兄さんです。 それだけではありません。今度はその様子を見ていた別の人も近づいてきて、「雪かきするより運んだほうが早い」といい、なんとマシューくんを車いすごと持ち上げて運び始めます。 Posted by Shannon Ranger on Friday, November 2, 2018 男性たちは最終的になんと約1km離れたシャノンさんの自宅までマシューくんを運んでくれたということです。 また彼らは移動しながらマシューくんに「ほら見てごらん!きみは王様だよ!」などと話しかけてくれたのだそう。そのおかげで彼も思わず笑顔になり、場の雰囲気も和んだといいます。 シャノンさんはこの出来事についてFacebookに投稿し、助けてくれた男性たちに心から感謝の気持ちを伝えました。 見知らぬ人が困っている時に手助けを申し出ることは、簡単そうで実際は少々勇気がいることかもしれません。 でもそこでひと声かける勇気が持てたら、この社会はきっとより優しさにあふれたものになることでしょう。 [文・構成/grape編集部] 出典Shannon Ranger/CBS NEWS Share Tweet LINE コメント
カナダに住むシャノンさんは毎日、6歳の息子、マシューくんを徒歩で学校に迎えに行っています。マシューくんは二分脊椎症(にぶんせきついしょう)という病気を持っているため車いすを使用しているのです。
ある日、いつものように学校へ向かったシャノンさんがマシューくんと一緒に家に帰ろうとした時、予想外のことが起こります。
外に出るとあっという間に雪がたくさん積もっていたのです。
彼女は必死に車いすを押そうとしましたが、積もった雪のせいでなかなか前に進めなかったのだそう。
そこであきらめてタクシーを呼ぼうとしたところ、見知らぬ人がやってきて2人のためにシャベルで雪かきを始めたのです。
海外メディア『CBS NEWS』によると、彼女がタクシー会社に電話をすると到着するまで25分もかかるといわれ、困り果てていたのだとか。
するとその様子を見ていた近くの家に住む男性が、大きなシャベルを持って助けに来てくれたということです。男性を手伝っている少年はマシューくんのお兄さんです。
それだけではありません。今度はその様子を見ていた別の人も近づいてきて、「雪かきするより運んだほうが早い」といい、なんとマシューくんを車いすごと持ち上げて運び始めます。
男性たちは最終的になんと約1km離れたシャノンさんの自宅までマシューくんを運んでくれたということです。
また彼らは移動しながらマシューくんに「ほら見てごらん!きみは王様だよ!」などと話しかけてくれたのだそう。そのおかげで彼も思わず笑顔になり、場の雰囲気も和んだといいます。
シャノンさんはこの出来事についてFacebookに投稿し、助けてくれた男性たちに心から感謝の気持ちを伝えました。
見知らぬ人が困っている時に手助けを申し出ることは、簡単そうで実際は少々勇気がいることかもしれません。
でもそこでひと声かける勇気が持てたら、この社会はきっとより優しさにあふれたものになることでしょう。
[文・構成/grape編集部]