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「ありがとうニャ」 山火事の現場で見つかった猫 助けた消防士にベッタリ

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:Foster City Fire Department

2018年11月8日にアメリカ・カリフォルニア州ビュート郡で発生した山火事『キャンプ・ファイヤー』。発生から12日が経った11月19日の時点でもまだ完全に鎮火しておらず、消防士による懸命な消火活動が続けられています。

11月12日、フォスター・シティ消防署の消防士であるジェフさんは仲間とともに、避難指示が出された地域のパトロールをしていました。

すると木の陰から小さな鳴き声が聞こえたといいます。

かがんで茂みの中をのぞくと、そこにいたのは1匹の猫。彼は優しく猫をおびき寄せ、捕まえることに成功しました。

ケガを負いながら生き延びた猫

フォスター・シティ消防署のFacebookの投稿によると、猫はひげや足にやけどを負っていたといいます。ジェフさんたちは猫に水と食べ物をあげて、『フォスター』という名前をつけました。

フォスターは初めはとても怯えていたのだそう。山火事の中を必死で逃げて、恐ろしい思いをしたのでしょう。

ところがジェフさんの腕に抱かれると、一瞬で彼になついて甘えるようになったのだとか。きっと安心したのでしょうね。

写真にはまるでジェフさんに「助けてくれてありがとう。怖かったよ」というように、彼にベッタリくっついて離れないフォスターの姿が。

ジェフさんら消防士たちはこの後、動物保護団体に預けるまで、フォスターを大切に世話をしていたそうです。

消防署のFacebookの投稿にはこうつづられています。

何日間も悲劇と破壊された状態しか目撃していない消防士たちにとって、このような出来事はしばしば彼らの心に活力を与えてくれるものです。

消防士たちが見せた、我々が管轄する地域だけでなく、助けを必要としているほかの地域の人たちへの思いやりと献身を誇らしく思います。

彼らが任務を完了した後、無事に戻ってきてくれることを楽しみにしています。

Foster City Fire Department ーより引用(和訳)

フォスター・シティからビュート郡までは約300kmも離れています。ジェフさんたちのチームは応援に駆け付けていたのです。

なお後日の投稿で、フォスター・シティ消防署のチーム全員が無事に戻ったことが報告されていました。

海外メディア『The Dodo』によると、猫のフォスターは災害の被害にあった動物専用の保護団体に預けられ、ケガの治療を受けているということです。

『キャンプ・ファイヤー』はカリフォルニア州で起きた山火事の中でもっとも多くの犠牲者を出した山火事となりました。火の回りが非常に早く、逃げ遅れた人が多数いたものと思われています。

そして同じように犠牲となってしまった動物たちもいることでしょう。

火の手を逃れて生き延びたフォスター。どうか彼の家族も無事でいて、フォスターが家族と再会できることを願います。


[文・構成/grape編集部]

出典
Foster City Fire DepartmentThe Dodo

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