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国土強靭化基本計画~安倍総理がこの時期に指示を出すもう1つの理由

By - ニッポン放送  公開:  更新:

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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(11月28日放送)に数量政策学者の高橋洋一が出演。国土強靭化基本計画について解説した。

国土強靭化 基本計画 国会 地震 北海道 補正予算 災害 被災地 被災者 西日本豪雨

地震で発生した北海道厚真町の土砂崩れ。広範囲で土が露出している=2018年9月6日午前、北海道厚真町 写真提供:産経新聞社

国土強靭化基本計画

安倍総理は昨日、今年相次いだ大規模災害を受け行われた、重要インフラの緊急点検の結果に基づき、国土強靭化に向けた3カ年計画を年内に取りまとめるよう指示を出した。年内に見直す国土強靭化基本計画にもその内容を反映させる。

飯田)国土強靭化基本計画。この国土強靭化というのは2012年に、自民党が政権を奪い返したときにも掲げていたものの1つでしたよね。

高橋)例えば南海トラフ地震の発生する確率が今後30年間で7割ということは、5年間で1割以上あるということです。これはけっこうな確率なのです。これに備えるのも良いし、それをやるときには、実は建設国債を出してやります。建設国債は負債になるけれど、資産も残るから財政をあまり悪化させないのです。だからこういうものはやるべきだと思います。
でも、これをいまやるということは2次補正でしょう。流石に臨時国会である今国会で2次補正は無理でしょう。

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この時期に国土強靭化基本計画を指示することによる参議院選への影響

飯田)そうですよね。いま日程も詰まって来ていますし。延長がどうかと囁かれていますけれど。

高橋)何日延長したって補正予算は無理でしょう。そうすると、1月からやるということです。1月から補正予算をやるということは、普通は通常国会が1月の下旬からだけれど、1月頭から招集しないとできない。そういう布石ではないですか。そして6月の頭に会期末、そうすると参議院選挙の日程が多くなる。そのときのダブルの布石というか、全部つながって見えてしまいますね。

飯田)なるほど、その為のエクスキューズとして。

高橋)丁度良いでしょう。

飯田)これをやるために早く招集しなくてはいけないでしょうと。

高橋)それなら15カ月予算にもなるし、早く招集しろと。公務員の人は1月4日から招集があるのではないかなと思います。3日までは正月休みで仕方ないのですけれど、4日から可能なのですよね。

飯田)4日の金曜日からやって。

高橋)新年早々ガンガンやる。でもこれは公務員の人から見ると、予算はお金が来るから、やりたくなる仕事なのですよ。だから大丈夫(笑)。

飯田)なるほど(笑)。しかも当初予算よりも、補正の方がいろいろなものを盛り込めますしね。

高橋)盛り込めるから、煽っておくとみんな仕事を一生懸命やりますよ。

飯田)なるほど。にわかに12月も忙しくなると。

高橋)ええ。予算の弾込めだ、弾込めだという話がたくさん出て、景気的にはそれでいいのではないですか。だから数字を見るとけっこうシャビーで、2次補正で1兆円以上と書いてあるのだけれども、4兆円とか5兆円以上と言わないと、なかなか足りないなという気はしますけれどね。

飯田浩司のOK! Cozy up!
FM93AM1242ニッポン放送 月-金 6:00-8:00

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ニッポン放送国土強靭化基本計画~安倍総理がこの時期に指示を出すもう1つの理由

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