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障害の有無を超えた白熱のコート!シッティングバレーボールを新行市佳がレポート

By - ニッポン放送  公開:  更新:

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ニッポン放送アナウンサーの新行市佳が、注目選手や大会の取材などを通して、パラスポーツの魅力をあなたと一緒に発見するための連載企画「パラスポヒーロー列伝」。
今回は、「シッティングバレーボール」についてレポートします。

12月8日・9日の2日間にわたって武蔵野総合体育館で行われた「第22回 日本シッティングバレーボール選手権大会」の取材に行ってきました。

シッティングバレーボールは基本的にバレーボールと同じルールですが、コートが小さく、名前の通り座ったまま競技をするバレーボールのことです。おしりを床に付けてプレーをするので、そのルールさえ守れば障害者健常者関係なく気軽にできるスポーツでもあります。

この日本選手権大会も「コート上に障害のある選手が一人いること」という大会規則を守れば、みんな一緒にプレーできるようになっています。(ちなみに夏パラバレーボール選手権大会や東日本・西日本選手権大会はコート内全員健常者でも良い規則になっています。)

日本のシッティングバレーボールの頂点を決める今大会は男子18チーム、女子8チームが出場し、女子は『東京プラネッツ女組 黒』が4連覇、男子は『千葉パイレーツ』が3連覇を成し遂げました。両優勝チームのキャプテンに喜びの声を伺いました。

女子決勝の様子

波田みか選手

『東京プラネッツ女組 黒』キャプテン:波田みか(はた・みか)選手
「楽しみながら試合に臨んだことが優勝に繫がったと思います。チーム最年少でキャプテンをしていますが、もっと周囲を楽しく盛り上げられるように頑張りたいです。」

女子決勝の様子

波田選手はサーブで連続ポイントも決めてチームに貢献、優勝に導きました。

男子決勝の様子

田澤隼選手

『千葉パイレーツ』キャプテン:田澤隼(たざわ・じゅん)選手
「3連覇がかかっていてプレッシャーもあったのですが、これからも勝ち続けられるように、守備の要としてチームの士気が上がるようなプレーをしていきたいです。」

男子決勝の様子

田澤選手は青森・弘前工業高校時代に春高バレーに出場したことがあり、元々バレーボール経験者ですが、シッティングバレーボールにはまた違った難しさがあると言います。シッティングバレーボールはおしりを浮かせないように、手を使って床をすべるように移動する分、ボールが来てから反応するのでは遅く、動作がワンテンポ遅れてしまうそうです。
田澤選手はこれまで磨いてきた「予測力」で、球筋を読んですぐに動くことでそのワンテンポを埋めています。機動力が求められるのはもちろん、より体幹も使うのだとか。

日本選手権大会を観戦して印象的だったのは、どのチームもニコニコしながら、点を決めたらチームお馴染みの掛け声をメンバーみんなで叫んだり、和気あいあいと試合をしていたことでした。
一般社団人日本パラバレーボール協会の真野嘉久代表理事は、「コートの中ではみんな一緒」なのだとシッティングバレーボールの魅力を語ってくださいました。
「外に出れば、階段が登りづらいとかで障害というものを感じる瞬間もあります。でも、コートの中ではそんなこと全然感じませんよね。」
座ってバレーボールをするというシンプルなルールは、障害のあるなしに関わらず、お子さんからご年配の方まで幅広い世代で楽しめます。「シッティングバレーボール」は、観戦はもちろん、これから実際体験してみることもオススメできる競技だと感じました。

【新行市佳のパラスポヒーロー列伝 第6回】

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出典
ニッポン放送障害の有無を超えた白熱のコート!シッティングバレーボールを新行市佳がレポート

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