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『ボヘミアン・ラプソディ』は何のことを歌った曲なのか?

By - ニッポン放送  公開:  更新:

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朝から晩までリハーサルを繰り返すなか、日本での記憶がさめやらぬ4人は、東郷さんを大歓迎してくれました。特にサービス精神旺盛なフレディは、「息抜きにテニスしてる写真はどうだい?」と撮影にもいろいろ気を遣ってくれたそうです。

しかし、音楽のことになると目つきが変わり、スタジオにはいつも一番乗りで登場。演奏がうまくまとまらないときは、「ここは、こうした方がいいんじゃないか?」と問題点をどんどん指摘。何度も練習をくり返したそうです。スタジオではフレディがリーダーシップを発揮し、ボーカルも納得いくまで歌い直しを重ねました。

このときに作られた、名曲『ボヘミアン・ラプソディ』。オペラ風の構成にしようというアイデアで制作されたこの曲も、4人のコーラスワークが絶妙ですが、フレディは他のメンバーが「こんな声、出せないよ!」と言っても「いや、出るはずだ!」と何度も挑戦させました。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』よりコーラスのシーン

とりわけ高い「♪ガリレオ~」のコーラス部分は、ドラムスのロジャーに何回も録り直しをさせていますが、その回数はなんと20回以上でした。ようやく完成させました。東郷さんは言います。

「人がやらないことをやるセンスが、フレディは抜群でした。クイーン独特のコーラスも『自分ができるんだから、みんなもできるだろう』とメンバーに要求して、他の3人もそれに応えたからこそ、他に真似のできないものになったんです」

音程が絶対にぶれず、圧倒的な声量で、変幻自在なフレディの声。そして、それを支える3人のコーラス。『ボヘミアン・ラプソディ』は、1つの曲にクイーンが持つ魅力のすべてをつめ込んだ傑作となり、アルバム『オペラ座の夜』ともども、初めてイギリスで1位を獲得。クイーンは世界的バンドへと成長していきました。

東郷さんはあるとき、フレディにこんな質問をしたことがありました。

「『ボヘミアン・ラプソディ』って、何のことを歌ってるの?」
フレディの答えは……「ああ、あの歌は、僕のすごくプライベートな歌なんだよ」
「プライベートって、どういう意味?」
「……それは秘密さ(笑)」 

東郷さんは言います。
「フレディは答えてくれなかったんですけど、彼の人生観、恋愛観、人間観、父親や家族、メンバーへの思い……喜びも悲しみも、彼のすべてがこの声に凝縮されている気がしますね」

『ボヘミアン・ラプソディ』

八木亜希子 LOVE&MELODY
FM93AM1242ニッポン放送 土曜 8:00-10:50

八木亜希子 LOVE & MELODY

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出典
ニッポン放送『ボヘミアン・ラプソディ』は何のことを歌った曲なのか?映画『ボヘミアン・ラプソディ』本編映像「Higher」Queen - Bohemian Rhapsody (Official Video)

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