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コーチに注意された長嶋茂雄 その時に出た名言にしびれる

By - ニッポン放送  作成:  更新:

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偉人の歴史に残る場面での名言を取り上げる「高嶋ひでたけと里崎智也サタデーバッテリートーク」の“名言名場面プレイバック”。12月15日放送では、「ちょっと天然キャラで、笑える発言もしているけれど、その陰で、実はスゴイ名言も残している…」という新旧スター選手たちの言葉を紹介した。

まず、愛すべき天然キャラの代表格と言えば、なんといっても長嶋茂雄です。笑える珍言は、枚挙にいとまがありません。

ある年の春季キャンプで、風邪をひいている記者を見つけて一言。
「インフレ流行ってるから、気を付けないとね!」

水泳のイアン・ソープに向かって開口一番、
「How old おいくつ?」

監督時代、円陣を組んで、
「いいかオマエたち、絶対にあきらめるな! 人生はGive up だ!」

記者にヤクルトについて聞かれ、
「今年のスズメ軍団は恐ろしいよ…」(※本当はツバメ)

…ところが、そんな愛すべき天然キャラの長嶋。あまり知られていませんが、実に「シビれる名言」も残しています。

現役時代のある年のシーズン。長嶋は、ベンチのサインに、いっさい気づきません。川上監督がいくら注意をしても、「いやぁ、気づきませんでしたぁ…」と、のらりくらり。こんなことがずっと続いたので、さすがにコーチが業を煮やしまして、「なぁミスター。ベンチのサインくらいは見てもらわんと困るなぁ」と、釘をさしました。すると長嶋は… まっすぐにコーチの目をみて、真顔で、こう言ったそうです。

「僕は、巨人軍の4番打者だよ。サインなんて、“打て”以外に、あるわけないじゃない」

そして、背番号3を背負い、颯爽とバッターボックスへと入って行った…。要するに、巨人軍の4番である以上、打つのが仕事であり、サインは必要ないというわけです。このプロとしての矜持… シビれます!

続いては、独特なキャラクターから「宇宙人」と呼ばれた、新庄剛志。阪神の若き主砲として活躍したあと、2001年からメジャーへ。日本人として初めてメジャーで4番、初めて満塁ホームラン、初めてワールドシリーズに出場。2004年に北海道日本ハムファイターズに移籍、横文字のSHINJOとして人気を呼びました。
この新庄も、現役時代の「珍発言」は多い。

筋トレをしない理由を聞かれてキッパリ一言。
「ジーパンが似合わなくなるからです」

「ホームランを打つときは、たいてい目を瞑ってます。あんな速い球、どうせ見えないもん」

メジャーに行ったときには、こんなユニークな発言も。
「自分が英語を覚えるより、周りに日本語を覚えさせる方が早いでしょ」
実際、周りの選手や監督にちょっとづつ日本語を教えていたと言います。

日本に帰って来て日本ハムに入ったときの入団会見では、こんな一言。
「やっと日本語で話ができると思ったら、監督が外国人でした」
… 当時、日本ハムの監督はヒルマンでした。

でも…まさにこの日ハムでの入団会見で、新庄は、大変な「名言」を残しています。
パ・リーグは、まだいまほど人気がなかった時代に、堂々と、こう言いきった!

「これからはメジャーでもない。セ・リーグでもない。パ・リーグです!」

実際、この新庄のセリフが、プレーオフ導入も相まって、パ・リーグの人気上昇に大きく貢献した… と言われています。

さらに、あくる年、2005年のシーズンオフ。この年、怪我が多く、出場機会が少なかった新庄選手でしたが、持ち前の守備力で、ゴールデングラブ賞を受賞しました。このときのことです。あのいつも面白い新庄が… 誰も見たことがないような真剣な面持ちで、こんなことを言いました。

「今年のオレのゴールデングラブ賞はおかしいと思います。
1年間、この賞を心の中で目指して取り組んでいた選手に申し訳ない。
来年からは、印象ではなく、客観的な数字で選んで欲しい。
そうじゃないと、この素晴らしい賞の価値が、なくなってしまうと思います」

この勇気ある「新庄発言」のおかげで、あくる年以降、ゴールデングラブ賞は、話題性や人気でなく、実力で受賞者を選出することになった… とも言われています。また、この発言によって、新庄剛志という男が、ただの目立ちたがり屋ではなく、プロ野球のことを真摯に考えている男なんだ… ということが世間に知られることともなったのです。

高嶋ひでたけと里崎智也 サタデーバッテリートーク
FM93AM1242ニッポン放送 土曜18:00-20:30

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出典
ニッポン放送サインを見ないことを注意された長嶋茂雄が言った名言「僕は、巨人軍の4番打者だよ。サインなんて、“打て”以外に、あるわけないじゃない」

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